- 学校:Cleverlearn
- コース:AEコース(TOEFL)
- 寮タイプ:1人部屋
- 留学時期:2011年4月から2週間
- 1.学校に対する満足度は100点満点中、何点ですか?
- 70点(さらなる充実への期待も込めて辛めに)
- 2.授業や先生について印象に残っていることはありますか?
- 私は、1対1のTOEFL対策を110分×2、1対4が110分、1対8のネイティブによる授業が110分というカリキュラムでした。大学以来、16年ぶりの学生生活でしたので、最初は体にこたえましたが、それを望んで参加しましたし、結果的には集中して勉強できて満足です。 フィリピンの英語学校はネイティブの先生がいない学校も少なくないようですが、ここはカナダ人のネイティブの先生がいたのはありがたかったです。しかも、日本で4年ほど教えた経験もあり、日本人や日本文化への理解も深いナイスガイでした。夏に向けて、ネイティブの先生は増えるようですから、そうなればレベル分けもしっかりできて、さらに授業が充実すると思います。
- 3.フィリピン人講師の発音や教え方はいかがでしたか?
- フィリピン人の先生も、みなさん人柄が良く、フレンドリーで、常に「あなたならできる」と励ましてくださいました。米国育ちのネイティブや、ネイティブ並みの発音の人もいて、「実は単語の綴りが少し不安なの」とおっしゃっていても、私たちよりはるかに高いレベルです。フィリピンなまりの先生もいましたが、リーディングとライティングをきっちり教えていただき、問題なかったです。
- 4.他生徒(外国人生徒・日本人生徒)との共同生活はどうでしたか?
- 国籍や世代が違い、しがらみもない友達がたくさんできたのは、新鮮な体験でした。こうした寮生活も、大学時代に米国サンディエゴの大学に英語の短期留学して以来で、当時を思い出して胸がきゅんとしました。思いのほか、若い学生さんが年長の自分をたててくれるので、一緒にセブ市に出かけたり、楽しいオフも過ごせました。
- 5.寮生活(部屋設備、食事、掃除、洗濯)はどうでしたか?
- どなたかも話していらっしゃいましたが、日本基準で考えれば不満はいろいろ出てくるでしょう。寮の食堂も1日3食食べていると、5品中2品にご飯とおかゆを並べて出すのはやめてほしいとか。でも、フィリピンの、しかもマクタン島と割り切れば、部屋や洗濯などのサービスもまずまず暮らせます。食事は、たまにみんなで近くのレストランに食べに行って気分転換すればいいんです。 個人的には、ネット接続が問題でした。無線LANも不安定なようですが、私は仕事でLANケーブルを使う必要があり、パソコンルームに通いましたが、週末など全くだめな時もあり、どうしても必要な時にセブ市のパークレーンホテルに行ったこともありました。あと、私の1人部屋のシーサイドビューはナイスだったのですが、ケーブルテレビが砂嵐状態で見られなかったのは残念でした。
- 6.フィリピン・セブ島に対しての感想は?
- 少し言いにくいことですが、リゾートで名高いセブ島も、やはりフィリピンなので、自分の身を守る注意は他国以上に怠れないと思います。私は海外旅行経験が豊富な方ですが、東南アジア諸国の中でもフィリピンは経済格差が大きく、日本人観光客はどこでも狙われています。実際、滞在中に知り合った日本人女性の学生は、学校に最も近いスーパーと市場で、金品やパスポートを奪われる強盗事件に遭いました。私もそこを何度か利用しましたが、スーパーは内部が明るくて見通しがよく、警備員も何人もいますので安全に思いましたが、隣接する市場は出店がひしめいて通路が狭く、死角も多いので身の危険を肌で感じました。南国リゾート気分でついつい気がゆるみがちですが、学校外に出かけるときは、なるべく何人かで集団行動することをおすすめします。
- 7.フィリピン留学の費用対効果は?
- まずまず納得です。米国などの学校もそうですが、たいていは4週間以上で受け入れる学校が多い中で、2週間という短期でも柔軟に対応してくれたのも、社会人にはありがたかったです。 不満としては、初日の月曜の丸1日、レベルテストとオリエンテーションなどに費やされ、授業がまったく受けられなかったこと。水曜も祝日で授業がなかったので、1週目は不完全燃焼でした。レベルテストはTOEFLやTOEICのスコアで代用して判断できるはずだし、午後は授業にすることも可能だと思います。実際、1週間の人は午後に授業を受けていましたし。ぜひ検討をお願いいたします。
- 8.弊社フィリピン留学CEBU Englishの仕事は、どのように感じましたか?
- 到着時にCELIの出迎えが来ていなかった際にも、速やかにご対応いただき、感謝しています。私たちの声を学校側に届け、サービスの改善につなげていただければ幸いです。
- 9.現在、フィリピン留学を検討している方に何かアドバイス等はありますか?
- 長時間のフライトもなく、時差も少なく、南国の島で良い気分転換になりました。自分の身を守ることができれば、セブ島の学校生活は快適です。1対1の授業をこんなにリーズナブルな価格で受けられる国はそうはないと思います。地方都市ではなかなかチャンスがないTOEFLに特化した授業を集中的に受けられたこともありがたかったです。 CELIは米国資本の学校で、スパルタ型ではなく、門限や変な校則がないところもおすすめです。社会人のおじさんとしては、若い人には、せっかくフィリピン留学するなら、レジャーや自分探しだけでなく、しっかり英語を学んで、TOEICやTOEFL、大学留学などの形につなげて世界へ飛躍してほしいなと思います。
弊社担当からOYさんへ
OYさん、留学お疲れ様でした。
事前手配していたにも関わらず、学校からの出迎えが来なかった点は大変申し訳なく思っております。OYさんは海外経験が豊富で弊社スタッフが駆けつけた時も冷静に対処していただきまして、こちらも大変助かりました。弊社としましてもこの様な事態が再発しない様に努めていきたいと思っています。
授業につきましてはおおむね満足された様でほっとしています。フィリピンには確かに英語のフィリピン訛りはありますがOYさんがおっしゃる様に大変高いレベルでの訛りです。訛りについてはアメリカにもイギリスにもオーストラリアにも存在することで、フィリピン人の先生とネイティブ講師が会話しているのを聞いているとフィリピン訛りを心配する必要があるのかどうか疑問に思う時があります。2週間という短い期間でしたが米国での留学経験があるOYさんには1対1効果がより実感できたのではないでしょうか。今回は忙しい時間を割いての留学でしたが、また、時間ができましたら是非セブにいらして下さい。お待ちしております。
本日はインタビューにお答えいただきありがとうございました。