先生達は皆自分のスキルに自信を持って教えているという印象です。

  • 学校:RPC
  • コース:一般コース
  • 寮タイプ:2人部屋水シャワー
  • 留学時期:2010年4月から8週間

1.学校に対する満足度は100点満点中、何点ですか?
90点

他の学校は知らないので詳細な比較はできませんが、緑が多く海が目の前に見える環境がこの学校の最大の特徴だと思います。空気がきれい。全ての建物が平屋建て。学校の外からニワトリの声。部屋のドアを開けるとそこには土と緑があり、ネコが寄ってきます。自然大好きな人、おすすめです。職員も親切で笑顔の素敵な人々です。決して都会的な整った設備ではありませんが、フィリピンらしい温かみがあると思います。そして何より留学費用が安い!電気代がデポジットから引かれますが、他校に比べてとても安いみたいですね。
日本と違って、聞かないと教えてくれないってところがありますが、そこはオフィスなり他の生徒なりにどんどん聞きに行けばOK。
日本の都会と同じ生活を求める人、虫がぜったいイヤな人にはおすすめしません。

2.授業や先生について印象に残っていることはありますか?
授業でも休み時間中の雑談でも冗談を言い合う楽しい雰囲気です。先生たちはみんな若いですね。でも自分のスキルに自信を持って教えているという印象です。知識豊富で話題の尽きない先生もいます。実は私、最初のころは先生にもクラスメイトにも「静かであまり話さないね」と言われていました。「話さないと上達しないよ」って。確かに日本にいてもそれほどおしゃべりじゃないし、こんなもんかなと思っていました。でも慣れるにしたがって少しずつ話すようになっていったみたいです。グループクラスで韓国人生徒がどんどん発言する姿にも触発されたと思います。
先生やグループクラスが合わないと思ったら、すぐ変えてもらっていいと思います。気に入らない点があったら、自分の希望をしっかり言ったらいいんじゃないでしょうか。せっかくお金払って行ってるんだし。
3.フィリピン人講師の発音はどうでしたか?
以前からオンラインスクールでフィリピン人の先生の授業を受けていたこともあり、予想通りでした。最初に割り振られた先生の中に訛りが強くて聞き取りにくいと感じた先生がいましたが、クラスを変えてもらって劇的に改善しました。少なくとも私の英語レベルには充分だと感じました。
4.日本人以外の生徒との共同生活はどうでしたか?
8週間の滞在のうち、3週間は韓国人ルームメイトと一緒に暮らしました。もしかしたらですけど、ルームメイトになる相手は、年齢が近い人を選んで割り振っているのかもしれません。お互い社会経験もそれなりにあり、適当に譲り合う関係だったので、それほどストレスはありませんでした。どちらかというと私のほうが早起きで迷惑をかけていたかも。彼女は気にせず寝てるからいいよって言ってましたが。早朝は私がカフェテリアに行っていたし、休憩時間や夕食後は図書室にいる方が涼しくて快適なので、人とも部屋にいる時間はそれほど長くありませんでした。
みんなよく一緒に飲みにいったり食べに行ったりするので、話す機会も多いです。それほど人数の多い学校ではないので親近感があります。日本人生徒は少数なので、みんな何かと助け合っていました。着いたばかりのときは何もわからない状態だったので、日本人がいて教えてもらえたことはとてもありがたかったです。IT君ありがとう。
5.寮生活(部屋設備、食事、掃除、洗濯、ステイングティーチャー)はどうでしたか?
《部屋設備》
思ったよりずっときれいでした。エアコンがうるさいとか、シャワーの出が悪いとかいう話もありましたが、この国のクオリティを理解していれば普通だと思います。水が海水っぽいのは仕方ないですね。みなさんの言うとおり、大きいペットボトルをまず用意しましょう。《食事》
昼・夕食はほぼ毎回韓国っぽい辛めの味付けの料理が出ます。私は辛いの好きなんでいいんですが、それでも途中でちょっと飽きてきました。少しでいいので塩、だしの素(スープに加える)、醤油、味噌汁などを持っているといいかもしれませんね。野菜がどうしても少ない(あっても辛くてたくさん食べられないときがある)ので、心配な人はサプリ等持参か、果物やサラダ等買って食べるのもといいと思います。外食時に注文していっぱい食べるとかもしてました。学校の売店のパン好きでした。たまにローカルなお菓子(BikoとかLinupakとか)も買って楽しんでました。安いっ!

《掃除》
週3回程度。それ以外にもチェックはしてくれているようです。シーツは週1回交換。仕事手早いです!

《洗濯》
洗濯機と手洗い併用で洗ってくれています。少しすすぎが不十分?塩っぽい水だから?と感じる仕上がりのときもありました。時期によるのかもしれませんが、朝出したら夕方に仕上がっていることがほとんどでした。通りかかったらランドリーのおばちゃんが「できてるから取りにおいで!」って呼んでくれたり。

蚊が多いのではないかと心配していましたが、思ったほどではなかったです。日本の夏のほうがはるかに多いと思いました。庭の手入れは丁寧なようです。

6.フィリピン・セブ島に対しての感想は?
行くまではそれなりに危険なところだと思っていて、着いたばかりのころはやや身構えていましたが、実はセブ(マクタン)の人々は陽気で親切で素直だってことがわかってきました。要は日本人が日本にいる感覚のままだといけないってことですね。気をつけるところは自分で気をつけて、言うことは言って、聞くことはよく聞いて、ローカル感覚を理解するようにすると生活を楽しめるんだなと思いました。彼らの収入の低さを理解していないと、ぼったくられて腹が立つとかあるでしょ?彼らは素直なんだから、というのが私の感想です。私は食べることが好きなので、レストランやモールで「これなに?」って聞いては食べてみることを楽しんでました。喜んで教えてくれます。フィリピン料理も果物も大好き。日本人生徒たちでアイランドホッピングに行けたのも印象に残ってます。若者たちにつられました(笑)シュノーケリング楽しかったです。
7.弊社フィリピン留学CEBU Englishの仕事は、どのように感じましたか?
ネット上だけのやりとりで、行くまですこーし不安があったのは事実です。ほんとにこれでお金振り込んでいいのかなーって。不安な人はスカイプでやりとりするなりしてみたら、小出さんの「半分フィリピンじみてきてるけど日本人やってますからっ」みたいな人柄が伝わってくるんじゃないでしょうか。
現地在住ってことは強みです。何かあったら来てくれます。特にRPCは日本人スタッフがいないので、心強いです。小出さんは大変でしょうけど。
携帯やドライヤーのレンタルサービス、他社にはないですよね?これはものすごく助かります。部屋に到着したときから最低限必要なものが用意されているのはすばらしい気配りです。
8.現在、フィリピン留学を検討している方に何かアドバイス等はありますか?
他の方も言っておられましたが、できれば下調べしてから来たほうがいいと思います。海外に不慣れな人は特に。違いを理解したうえで自分の行動に責任を持てれば、充実した日々が過ごせます。実は私は初海外だったのですが、帰るころにはすっかりここの生活にはまってしまっていて、日本に帰って逆ホームシックでした・・・。
英語漬けというわけにいかないのが難点といえばそうですが、平日は宿題がけっこう出るし、私は単語力が弱いので必然的にけっこう勉強したのかも。なので、週末は遊ぶ!っていうメリハリがつきやすいですね。せっかくの田舎(!)の学校なので、こちらの生活を楽しむのもまたいいですよ。リゾートの雰囲気を味わいたいならすぐ行ける場所ですし、近所の人々とのふれあいもまたいいです。もちろん小旅行先には困りません。モールまですぐに気軽に行けるので、生活面で困ることは少ないと思います。マッサージが好きならRPの学割がきく店もあります。あくまで自分のスタンスはキープするように心がけないと、ほかの生徒の遊びのペースに巻かれる可能性もあると思います。韓国人は遊ぶ人はほんとによく遊びますから。目的意識はしっかりと持たないといけませんよね。
総合的に言って、ほんとに留学して正解でした。ある程度英語力はアップしたと思うし、日本から離れてみたことで視野が広がりました。もっと若いうちに来れるとよかったな。

弊社担当からMNさんへ

MNさん、留学お疲れ様でした。留学中は他の若い生徒の事を心配いただいて弊社まで連絡いただいたり、困ったときに彼等の相談にのって貰っていたようで本当に助かりました。ありがとうございます。同時期に留学されていた方々にとって、身近にMNさんがいたことは心強かったと思います。
RPCの最大の特徴はMNさんもおっしゃるように、目の前に海がある緑豊かな環境の中、他校と比較して安い料金で英語の勉強に没頭できる点だと思います。整った設備があるとは言えませんが、最低限、そこで生活できますし、日本等の先進国では体験できない色々なことが、RPCには詰まっていると思います。ちょっと、臨海学校と雰囲気が似ているかもしれませんね?!

MNさんとは留学中に、何度か放課後に食事には行ったり、学校を訪問したときに良く御会いしましたが、何故か休日の観光に誘うときにはタイミングがあいませんでしたね。その点だけが心残りです。また、セブにいらっしゃるときは留学以外でも遠慮なく御連絡いただけたらと思います。

ところで、8週間の英語留学で英語力が向上したと感じられると言ってくれたことを嬉しく思っています。次はアメリカに行くんですよね!英語の本場でセブで習ったことを生かしてこれからも頑張ってください。
本日はインタビューにお答えいただきありがとうございました。


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