必ず費用以上の何かを残してくれると思いますので、どなたにもおすすめしたいと思います。

週末のダイビング
コンドミニアムから撮ったセブの朝焼け
個人的にカスタマイズした自室
  • 学校:MBA
  • コース:スクール形式コース
  • 寮タイプ:1人部屋
  • 留学時期:2014年3月から12週間

1.学校に対する満足度は100点満点中、何点ですか?
100点です。理由は下に記します。
2.授業や先生について印象に残っていることはありますか?
主に、MBA特有の印象に残った点を挙げたいと思います。
 MBAは、名前の通りビジネスに特化した社会人向け英語学校というのを掲げているため、外向きビジネスの印象が強いのかなと思います。もちろん、金曜日にプレゼンテーションクラスがあり、入学直後の頃のビジネスイングリッシュのクラスでは「ビジネス特化」というのを感じますが、それ以外では、そこまでビジネス、ビジネスと感じることは少なく、とにかく「生徒個人の要望」に合わせてくれるといった印象です。ですから、ビジネスで使う英語やりたい人はそれもできますし、そうでないことも可能です。MBAは初級者の方にも、向いていると思います。
 プレゼンテーションを避ける生徒さんも多いですが、最初の自己紹介のプレゼンは必ずやったほうがいいと思いました。何十人もの前で英語を話す機会など、そうそうありませんし、それはいい経験、自信になります。また、それをきっかけに人脈や友人もできます。
 他の学校にないシステムとして「コアティーチャー制」があります。生徒一人に先生一人が、その生徒の英語習得について責任をもってケアをするというシステムで、まさに自分のパートナーと言った感じで、英語の勉強のことだけでなく、いろいろなことを相談できたりしました。特に長期の人はコアティーチャーが留学の成否を分ける重要なポイントです。
 それ以外には、先生の自宅に遊びに行ったり、先生と一緒にローカルなイベントに参加したり、書ききれないほどの経験を積ませてもらいました。
3.フィリピン人講師の発音や教え方はいかがでしたか?
MBAには本当に優秀な先生が、これでもかというぐらい居ます。ほとんどの先生が、フィリピンの名門大学出で、英語にもまれて育ったためか、発音がおかしな先生は1人も居ませんでした。そして知識も豊富で、記憶力もよく、地頭がいいので、英語以外の学びもあります。スタイルは先生それぞれでして、盛り上げ上手な先生半分、真面目な先生半分といったところでしょうか。
 中には、ビジネス経験が少ない若い先生も居ますので、高いレベルのビジネス経験が必要となる「超実践的ビジネス英語」となると、先生によっては厳しい場合もあります。これは申し込み前に事前に問い合わせて、ご自身の要求レベルに合うか問い合わせることで、ミスマッチを避けられるのではないかと思います。
 ただし、フィリピン人ですので、「空気を読む」とか「察する」という日本人が得意な部分は、苦手な人も居ますので、自分が何を目的としているのか、してほしいことは何か、してほしくないことは何か、疑問、質問などは、先生にダイレクトに言うのが良いと思います。先生側もそれを期待しています。遠慮せずに要望を直接投げるとうまくいきます。私は先生の組み合わせが変わった直後は、簡単なプレゼンテーションを作って「こうしてください」と説明をしていました。そうすることで、一番大事な信頼関係を築くことができると思います。
4.他生徒(外国人生徒・日本人生徒)との共同生活はどうでしたか?
この学校は基本的に日本人のみです。社会人中心でプライベートを重視している学校なので、全員コンドミニアムの個室滞在です。授業も自室で行われます。(グループレッスン以外)極端なことを言えば、他の生徒さんと関わらないで過ごす事もできます。逆に他の多様な生徒さんと積極的に関わることも可能です。MBAの生徒さんは、様々なバックグラウンドを持った社会人の方がほとんどですので、食事に行って話すにしても実のある話ができますし、生徒としてフラットに接することができるので、きっと良い人脈となります。実際、私はここでかけがえのないクラスメートを得ました。
5.寮生活(部屋設備、食事、掃除、洗濯)はどうでしたか?
素晴らしいの一言です。日本のビジネスホテルと同等かひょっとすると、それ以上かも知れません。私はセブの山側を望む19階に住んでいましたが、景色も良くて気持ちのいい部屋でした。冷蔵庫もエアコンも完備、テレビはCNNやBBC以外にもNHKが映ります。水圧も私の部屋は問題なし。ただし、大きめのテーブルが個人的に欲しかったので、それだけ現地で購入しました。
 洗濯は自費となりますがコンドミニアムの1階に洗濯屋さんがあって便利です。近くのホテルの本格的なジムやプールが無料で使えるのもいいです。掃除は週2回、必ず部屋に生徒がいる間に行われます。学校から各生徒に、ポケットWIFIが貸与される点も素晴らしいです。それも4G(LTE)のもので、貸与料金のみならず、接続料金まで学校持ちというのには驚きました。コンドミニアムから歩いて1分程度の所に、マッサージ屋さんがあるのですが、時間によって1時間199ペソという破格の値段で施術してくれます。クオリティも良いです、授業後や休みの日によく行きました。
 平日の朝食以外は付かないので、昼は歩いて1分のカレンデリア(1食150円程度で美味しい)ですませば、何も問題はないのですが、夕食はいつも悩みました。周囲に飲食店が少なめで、それ以外となると、どうしても歩いて10分程度のフェンテオスメニアかマンゴーストリート方面に行くか、ITパークやアヤラモールの方までタクシーで行く必要があります。コンドミニアムの1階に飲食店ができたらMBAの生徒で繁盛しそうです。ただ、コンドミニアムの隣に、素晴らしいタイ料理屋さんがありまして、ここが安くて美味しいです。メニューも豊富でおすすめです。
6.フィリピン・セブ島に対しての感想は?
セブに来る前は、フィリピンの田舎の学校(プエルトガレラ)に3ヶ月居て、そちらも良かったのですが、それと比べると、セブは都会で、本当に便利で暮らしやすい場所だと思います。大抵のものは手に入りますし、タクシーが安いので、どこに行くにも便利でした。来る前の想像よりもいい街で、首都マニラに比べたら、安全で快適だと思います。もちろん多少の注意は必要ですが。またセブにはアクティビティも、美味しいレストランもたくさんありますので、勉強以外の生活も充実させることが可能です。「ストレスフリーな生活環境」は勉強するにしても、バカンスするにしても、非常に重要だと思います。
7.フィリピン留学の費用対効果は?
当初、条件として「個室」、「社会人向け」、「ほぼすべてのレッスンがマンツーマン」、「日本人経営」、「高めの安全度」、「比較的規則がゆるめ」、「スパルタでない」、「授業のカスタマイズ性」を挙げて、それに合う学校を探しました。このわがままぶりをすべて満足させる学校は、MBAの他には現状限られるのではないかと思います。結果として、ここまで満たしてこの費用であれば十分元を取ったと考えています。
それだけでなく、英語という点以外に、自分にとって「何か経験になること」も重視していたので、「伸びが期待されるフィリピンのビジネスや状況について学べる可能性」、「沢山の経験豊かな社会人が集まる学校」、「経営母体がコワーキングスペースやフィリピン進出なども手がける、セブ・スタートアップの旗手ユナイテッドリグロース社」なども要因です。実際、英語力も上がったと思いますし、なにより、後者から得た経験、情報、学びは思った以上でした、今はフィリピンや東南アジアで何かやれそうな気分です。これは、費用に代えがたいものではないでしょうか。
8.弊社フィリピン留学CEBU Englishの仕事は、どのように感じましたか?
完璧な仕事ぶりだったと思います。留学したのは2014年3月からでしたが、申し込みはその半年前ぐらいだったと思います、その間セブ地方で起きた大きな出来事(地震・台風)について、不安を取り除くメールを逐一くださったりしたことで、信頼できるエージェントさんだと思いました。また、メールをすれば直ぐに返事をいただけましたし、到着後に約束されていた、特典もきちんと届けられていました。留学中は何かあれば、学校のスタッフと直接やりとりしていましたので、問題はなく、ほとんどお世話になることはありませんでしたが、特典の中に入っていたダイビングの格安ライセンス取得のチラシが役立ちました。
9.現在、フィリピン留学を検討している方に何かアドバイス等はありますか?
 「流行り」とも言えるフィリピン留学ですので興味がある方も多いと思いますが、特に社会人の方であれば授業以外に「プライベート」を重視されると思います。そういう方にはMBAをお勧めします。MBAは創業メンバーが、社会人のフィリピン留学で不満だった点を無くすべく作った学校ですので、ほとんどの社会人留学生の要求に対応できるものと思います。日本人スタッフのこの学校にかける熱意は素晴らしく、この学校は日々向上進化しています。私もスタッフの皆さんに大分助けられました。
 私は長期ですが、1週間、2週間という方も数多くいらっしゃいます。もし悩んでいるのであれば、短期で1度来て実感し、その後で延長や再留学を考えれば良いのではないかと思います。MBAが良い学校である証拠に、かなりの延長者とリピーターがいます。OBのすすめで留学されている方も居ます。
 英語の面ですが、文法とボキャブラリーは、できることなら日本でやってから行ったほうがいいと思います。文法はケンブリッジの「マーフィーの英文法・インターミディエイト」を買って、そりに絞ってするのがベターと思います。個人的には英語版でも日本語版でも構わないと思います。むしろ日本語版のほうが理解が早いと思います。ただ、そんな時間はないという方は、talkenglish.comの「English Speaking Basics」に載っている「Expression 99個」をひたすら覚えることで、マンツーマンの授業の時間をとても有効に使えます。少なくともこれで、自分の意見がしっかり言えるようになります。
最後に、MBAに限らず、フィリピンへの語学留学は、必ず費用以上の何かを残してくれると思いますので、どなたにもおすすめしたいと思います。

弊社担当からKHさんへ

KH様、お疲れ様でした。留学中の出来事や、学校の現状に関しまして、非常に細かくご回答いただき、誠にありがとうございます。今回のご留学には概ねご満足いただけたようで、スタッフ一同心より嬉しく存じます。『MBA』校は、セブの一般的な学校と比較すると高価格帯となりますが、卒業生の皆様から好評なことが多く、今後も自信を持ってご案内していきたいと思います。これからも英語の勉強頑張ってください!本日は、インタビューへご回答いただき、誠にありがとうございました。


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セブ島セブ市にあるビジネス英語が学べる日系の学校です。実践力なスピーキング力に重点をおいた独自のカリキュラムを有し、実践的な要素も取り入れています。社会人留学生特有のニーズに応えてくれる学校です。