- 学校:CDU ESL
- コース:Intensiveコース
- 寮タイプ:1人部屋
- 留学時期:2011年8月から4週間
- 1.学校に対する満足度は100点満点中、何点ですか?
- 85点
- 2.授業や先生について印象に残っていることはありますか?
- 私の場合は朝8時から夕方6時まで授業がありましたが、実際の時間は1コマあたり45~50分程度で、昼休みなどを含めると授業の実時間としては6時間程度です。授業のテンポは早く、あっという間に終わっていきます。一応、グラマー、リスニング、スピーキング、リーディングと科目別にはなっていますが、きちんとテキストに沿って授業をやるというよりは、先生と会話しているだけということが多かったです。少し残念だったのは、私はIntensiveコースだったのですが、セブ医科大の授業が聞けるということで、セブ医科大の学生に混じって講義を受けられるのかなと思っていたのですが、実際はCDU ESLのグループ授業とほとんど変わらないものでした。CDUのキャンパスはCDU ESLの隣のビルなのですが、そこまで移動しなければならないし、CDUはハーフパンツやビーチサンダルでは入場できないので、いちいち着替えるのも面倒でした。ただ、CDUの授業では市内観光ツアーなどの課外授業があり、それはそれで楽しかったです。
- 3.フィリピン人講師の発音や教え方はいかがでしたか?
- どの先生もゆっくり丁寧に発音して話してくれるので、非常に聞き取りやすいです。逆に、いくらフィリピン人の先生の言うことが聞けても、TOEICやTOEFLのネイティブの発音はその何倍も早いので、そうしたテストのスコアを上げようとする場合はそれ用の勉強をしなければならないでしょう。それでも、発音に癖が強いわけではないので、取っ掛かりとしては良いステップになると思います。また、発音云々よりも、人間的な相性がかなり重要だと思います。リーディングやグラマーは日本でも勉強できるので、フィリピン留学の目的はリスニングとスピーキングの訓練が第一になると思いますが、そうしたリスニングとスピーキングの訓練をするためには、先生が話しやすいかどうかが重要です。向こうがどんどん会話を引き出してくれるタイプならばこちらもたくさん話せるのですが、あまり話が弾まない先生だと会話の訓練にならないし、楽しく勉強できません。そのため、先生との相性が良くないと少しでも思ったら、すぐに変えたほうが良いと思います。
- 4.他生徒(外国人生徒・日本人生徒)との共同生活はどうでしたか?
- 学生のほとんどは韓国人ですが、韓国人の英語の発音は日本人と似ているので聞き取りやすく、コミュニケーションで困ることはあまりなかったです。留学する前はあくまで英語の勉強だけに集中しようと考えており、友達を作るつもりもなかったのですが、結局どんどん仲良くなって毎晩のようにご飯を食べに行ったり、週末は小旅行に行くなどして遊んでいました。結局どこでも英語で会話することになるので、遊んでいても勉強になるというのが留学の良いところだと思います。
- 5.寮生活(部屋設備、食事、掃除、洗濯)はどうでしたか?
- 部屋にはシャワー、トイレ、冷蔵庫、収納、ベッド、机が完備されており、違和感なく生活できました。ただ、新しい建物ではなく、若干古びた雑居ビルの一室といった感じです。シャワーがきちんと浴びれるかが心配でしたが、水圧は多少弱いものの、温度は体感的に37~8度くらい?で特に問題はありませんでした。インターネットの回線は遅いですが、全く使いものにならないというほどではなく、Eメールなどのやり取りは十分に可能です。洗濯は週二回で、出してから返ってくるまで2日かかりますが、しっかり畳まれて返ってきます。飲料水に関しても、ウォーターサーバーがあるので問題ありません。また、歯磨きして口をゆすぐときなどは水道水でやっても大丈夫でした。食事は基本的にフィリピンの食材を使った韓国料理で、あまり美味しくはないため、ほぼ毎晩色々な所に食べに行っていました。あと、トイレが詰まりやすいので、トイレットペーパーを大量に流さないよう注意です。
- 6.フィリピン・セブ島に対しての感想は?
- 観光地だけあって遊びに行くところがたくさんありますし、退屈することがない場所です。豪華なリゾート施設のすぐ裏は貧民層の人々の区域になっていたり、社会見学にもなります。大きなショッピングモールがいくつもあって、必要なものは全てそこで揃うし、全ての物が安いので、買い物が楽しいです。不満な点は、公衆トイレに便座とトイレットペーパーがないところです。なので、トイレットペーパーは常に常備しておくことが必須です。また、天気が変わりやすいので、折りたたみ傘も必要です。治安に関しては、自分は夜にふらふら出歩いていても結果的に大丈夫でしたが、最寄りのショッピングモールに行く途中の道で強盗にあった韓国人の女の子がいたので、女性が一人で夜道を歩いたりすることは避けた方が良いでしょう。
- 7.フィリピン留学の費用対効果は?
- 以前日本の英会話スクールにも通っていたのですが、そこでの半年分を上回るくらいの英会話の力がついたと思います。
- 8.弊社フィリピン留学CEBU Englishの仕事は、どのように感じましたか?
- 海外では日本にいるときは想像もつかない事態が起こりうるので、最後は日本人のコーディネーターに頼れば良いという安心感があるのは非常に心強かったです。例えば、私は突然クレジットカードが使えなくなってしまい現金が不足してしまったのですが、その時CEBU Englishさんを通じて日本の両親から送金してもらい、非常に助かりました。
- 9.現在、フィリピン留学を検討している方に何かアドバイス等はありますか?
- 時間があるならば是非行くべきです。自分もダラダラとした夏休みを過ごすくらいならいっそのこと行ってしまえと思い切って申し込んだのですが、本当に日本にいた場合とは比較にならないほど充実した日々を送ることができました。
弊社担当からEMさんへ
EMさん、留学お疲れ様でした。
EMさんの送迎は私(小谷)が担当させていただきました。初めてのフィリピンと言うことでしたが、留学開始直後に体調を崩されてお腹と喉を痛めてしまいましたね。同時期にトイレが詰まるハプニングもあり、着いて早々大変だったと思います。フィリピンの方はトイレで使った紙は流さずにゴミ箱に捨てるのが一般的です。原因はやはり詰まるからだそうです。その後は体調も回復されたと言うことで良かったです。EMさんが体調を崩した原因は、私の予想では外出された時に乗ったジプニー(乗り合いバス)だと思います。フィリピンの街中の道(特に都会)は埃と排気ガスがひどく、窓のないジプニーでは気づかずにたくさんの埃を吸うことになり大変体に悪いです。喉とお腹の両方同時に不調をきたした点からも、原因はジプニーではないかと思います。私も最初は乗っていましたが最近は乗らないようにしています。防犯の面でジプニーはお勧めできませんが、体調の面でもジプニーは乗らない方が良いでしょう。 帰国前にお会いした時に「充実した留学生活を送ることができてとても楽しかったです。4週間あっという間でした」と言っていただいて、私もうれしく思いました。機会がありましたら、またフィリピン留学に来てください。お待ちしています。
本日はインタビューにお答えいただきありがとうございました。