こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュ学校視察担当のCaryn(キャリン)です。
今回、私はコスパが良く卒業生からの評判も安定しているTarget校を視察してきました。
(こちらからTargetの卒業者さん体験談を読むことができます。)
1.学校について
Targetは2013年設立の日系語学学校です。
学校の場所の目印になるのがガイサノカントリーモールという中規模のショッピングセンターとBTC(バニラットタウンセンター)モール。
徒歩で8分程度の場所にスーパーマーケットや飲食店、両替所があるので快適に留学生活を送れるでしょう。
また、ITパークという飲食店が立ち並ぶ場所へも15分くらいはかかりますが徒歩で行ける範囲で、巨大ショッピングモールのアヤラまでは、タクシーで15分程度で行けてアクセスは良好。
今回私は、日本人スタッフのエレンさん(写真中央左)に学校を案内してもらいました。
エレンさんは、日本で中学校の英語教師をしていました。
そのため、日本人留学生の英語の弱点をしっかり押さえているのです。
フィリピン人の先生にもその情報を共有して、日本人スタッフがフィリピン人の先生へ直接トレーニングすることもあり、その点がわかりやすい授業に反映されているのだと思います。
そして、実はTargetの卒業生でもあり、留学生の気持ちもわかってくれる貴重な存在です。
石原校長(写真左)はオーストラリアに長く滞在されていて、オーストラリアに詳しいです。
そのため、このあとで紹介しますが、Targetはワーホリ対策に強いです。
他にも、日本人好みのサービスが揃っています。
日本人スタッフ、日本人学生アシスタントスタッフは男女ともに複数名在籍していて、生徒さんが相談しやすい環境を作っています。
あと安心なのが、万が一体調を崩した時のサポート。
日本語の通訳がいる総合病院への案内や、常備薬の準備、ごはんもおかゆを用意してくれるとのことです。
また毎週火曜日に、学校内にお医者さんが来て、体調が悪ければこの時に診てもらえるのも嬉しいサービスです。
2.Target校のおすすめポイント
2-1.選べる時間割(授業数)
2-2.選べる学習内容
2-3.万全の学習サポート
2-4.ナイトクラスあり
2-5.オーストラリアワーホリに強い
2-1.選べる時間割(授業数)
Targetでは自分のペースに合わせてマンツーマン4つの時間割(4コマ~最大で8コマ)から選べます。
英語学習と並行してお仕事や趣味などを両立したい人におすすめなのはTarget Lite4というコース。
マンツーマン授業が4コマとナイトクラスが2コマの計6コマで、Targetのコースの中で一番シンプルなものです。
学校から少し離れた場所にゴルフ場があるので、英語を学習しながらゴルフを楽しむ方もいるそうです。
(ゴルフクラブなど大きいお荷物があるときは事前に連絡しておくことで、空港ピックアップがスムーズにいきそうです。)
Target 4 Liteだとちょっと物足りないという方はTarget 5。
マンツーマン5コマ、グループクラスが2コマ、ナイトクラスが2コマの計9コマです。
留学期間の長い短いを問わず、無理なく勉強できるバランスの良い標準コースで、予習復習をして授業に備えたければ、マンツーマン5コマくらいだとちょうどよいかな~とわたしは思います。
お次はTarget 6。
このコースは短期集中&目的がしっかりしていて勉強好きな方に向きそうです。
マンツーマン6コマ、グループクラス2コマ、ナイトクラス2コマで計10コマ、Target 5のコースより1コマ分マンツーマンが多いコースです。
1日中英語漬けの日々を送れます。
さいごにTarget Ultimate 8。
こちらはすべてマンツーマンのみの究極のコースで、マンツーマンが8コマ、グループレッスンはなし。
家庭教師レベルでみっちり学習できます。
自由参加のナイトクラス2コマも受講できますが、こちらのみグループのクラスとなります。
マンツーマンクラスは、グループクラスと違って、自分が喋らないとならない環境に身を置けるので、各科目はもちろんスピーキングの力もしっかりつけられるでしょう。
2-2.選べる学習内容
Targetの特徴は、自分の目標に向けてカリキュラムをカスタマイズできるところ。
多くの学校では、留学申し込み時にコースを選択、もしくは入学時レベルチェックテストで、自分の弱点を学ぶようなカリキュラムが組まれます。
短所を伸ばす学習がベターですが、長所を伸ばしてももちろん良いと思います。
Targetでは、以下の6分野を自分の留学目的に合わせて組み合わせることができるのです。
選択できる授業内容はこちら
ESL(一般英語)
Speaking Master
トラベル英会話
TOEIC
ビジネス&プレゼンテーション
ワーキングホリデー準備
ESL(一般英語)コースは英語の基本となる総合学習です。
英語初心者の方や基礎を再確認したい人はまずここから始めると良いでしょう。
Speaking Masterコースでは最短、最速で英会話力をつけたい初級~中級者に向きます。
日常会話でよく使う単語、文法にフォーカスを当てて学習を重ねていくうちに、それが日常的に使えるようになっていきます。
ESL(一般英語)コースでもスピーキングを学ぶことはできますが、こちらは生徒の希望で内容もアレンジできそうですが、SPEAKING MASTERコースではTargetオリジナルメソッドに沿って学習を進めていきます。
まだ英語が喋れない人でも、短期間で基礎的なコミュニケーションを伝えられるようになることを目的としています。
どちらのコースでもスピーキングを学ぶことはできるので、自分に合いそうな方を選ぶといいと思います。
(ちなみにコースの変更は留学の途中でできます。)
次にトラベル英会話について。
文字通り、海外の空港、ホテル、交通機関、レストランなど旅行シーン困らない英会話を学べます。
ちなみにわたしも海外旅行がきっかけで英語学習を始めましたが、やっぱり旅行先で出会った人と話したり、いろいろその場所について詳しい現地の人に話を聞いたりすることができるのは楽しいです。
また海外旅行中はWi-Fiサービスに申し込んだり、シムを買い足さない限り、ネット環境に頼ることもできないので、英語で場所を聞いたり、案内の看板を読めたりすることで、時間短縮!旅がスムーズにいきます。
(海外あるあるのぼったくりにも対抗できる自信があります、、笑)
英語ができれば、旅はもっと楽しく、素敵な思い出になります。
さて、次にTOEICとビジネス&プレゼンテーションのコースについて説明していきます。
日本では学生をはじめ、社会人の方の昇級にもかかわってくるTOEIC。
Targetでは目標スコア750相当を目指す中級者向けの内容となっています。
なので、これからTOEIC対策をする人、600点台から抜け出せない社会人の方にもピッタリのコースといえそうです。
TOEICはESL(一般英語)と違って、ビジネス英語寄りなので、ビジネス英語学習の一環としてもTOEICは役立つと思います。
ビジネス&プレゼンテーションのコースはこれからビジネスシーンで英語を使う方向け。
ビジネス表現やレターの書き方、魅力的なプレゼンテーションスキル、ビジネスで通用するワンランク上の英語を身につけられます。
さいごにTargetでは授業の一環でワーキングホリデーの準備ができます。
これから欧米諸国にワーホリに行って仕事を探す方に役立つ内容で、英語での面接対策や履歴書作成など、現地に行く前に準備できるのが嬉しいです。
(ちなみにTOEICとビジネス&プレゼンテーションの2つだけは申し込み時に申請していただく必要があり、この2つは1日のうちに2コマを上限として受講することができます。)
2-3.万全の学習サポート
Targetでは効率的な英語上達法を学べるガイダンスやセミナーを実施しています。
入学時ガイダンスで各授業の取り方などの説明を受けて、目的に合わせて自分で授業のアレンジをしていきます。
が、初めての留学、英語初心者となると、授業の取り方も不安に思う人もいると思います。
そこで嬉しいのが、日本人スタッフによる学習カウンセリングを受けられること。
現在はエレンさんが担当することが多いそうで、英語の先生から直接アドバイスをもらえるのは、語学学校ではなかなかないと思います。
入学時に”英語を学習してどういうことがやりたいのか”という留学生の目標を確認しながら、入学時テストの結果で、なにが足りないか、そしてその目標に向けて何が必要か、ポイントをしぼって、授業を組んでいくことができそうです。
例えば英語初心者で、ワーキングホリデー準備が目標なら、最初からワーホリ対策はせずに一般英語でしっかりベースを作っていくようにアドバイスを受けます。
卒業数週間前になってから、ワーホリ対策の授業を取るほうが、最初からワーホリ対策の授業を取るよりは、スムーズにいくからです。
確かに基礎がわからないのに、授業初日から”英文履歴書を作りましょう!”なんていわれても”???”となりますよね。
英語始めたてだといろいろわからないことも多々ありますが、そんな時に相談でき、的確なアドバイスをくれる日本人スタッフがいるのは頼りになるでしょう。
2-4.ナイトクラスあり
貴重な留学期間を無駄にしたくない方には嬉しい、オプショナルクラス(ナイトクラス)を受講することができます。
開講日は月曜日から木曜日です。
いろいろあるトピックの中から週に2つ選ばれて、そのうちのどちらかに参加できます。
(レベルは初級レベルと中級レベルの2クラス開講。)
トピックは英語環境でよく使う、必要な表現などが学べます。
例をあげると、
初心者向け文法講座
日常会話表現
発音講座
ビジネス英語の入門講座
ボキャブラリー(単語)
リスニング強化
TOEICリーディング対策
TOEICリスニング対策
どれも英語学習には欠かせないものばかりです。
強制ではなく自由に参加できるので、自分の学習ペースに合わせて受講できるのも良いポイント。
マンツーマンのコマ数が多くて自習が忙しい人はそれに時間を割けられるし、興味がある教科の時だけ参加するのもオッケー。
2-5.オーストラリアワーホリに強い
Targetはオーストラリアワーホリに強い!
Targetの設立者さんをはじめ、校長先生、エレンさんもオーストラリアに滞在していた経験があり、オーストラリア留学、ワーホリに精通しています。
またTargetのプログラムプランナーはオーストラリア人で、現地の公立英語学校で長年教えてきた経験があります。
その為、オーストラリアの情報が入手しやすく、これからオーストラリアに留学、ワーキングホリデーに行く方の相談にのってもらえるので心強いです。
現地にはサポートデスクも完備されています。
またセブからそのままオーストラリアにいきたい、という人にはビザ発行のお手伝いまでしてもらえるそうです。
至れり尽くせりのサービスに、これからオーストラリアに行く人にとってはとても魅力的な学校だと思います。
せっかく習得した英語を眠らすのではなく、実際に英語ネイティブ圏に行って試してみるのもいいでしょう。
3.学校生活について
3-1.周辺環境
3-2.学生寮について
3-3.WIFI情報
3-4.学校イベント
3-5.食事について
3-1.周辺環境
学校周辺には中型のショッピングセンター、ガイサノカントリーモールがあります。
飲食店、両替所、カフェ、スーパーマーケットなど留学中に欲しくなりそうなものはすべて近場で揃います。
衣類品も売っていますが、オシャレが好きな方は、セブの巨大ショッピングモール、アヤラモールやSMモールに行かれることをおすすめします。
大きいショッピングモールでは、H&M、ZARA、Forever 21、UNIQLO、COTTON ONなどが出店していて、Targetからアヤラモール、SMモールまではタクシーで10~15分程度でアクセスできます。(渋滞があるともう少しかかります。)
あとは、徒歩で15分程度のところに、IT Parkというビジネス街があります。
ここにはコールセンターなど日系やその他海外の企業などもあり、レストランやバー、カフェと、飲食系に強いセブのスポットです。
タクシーで移動するなら5分くらいでアクセスできそうな距離です。
週末にかけてナイトマーケットを開催しているので、ここでもフィリピンのローカルフードを試せます。
人気のレストランもナイトマーケットに出店することがあるので要チェック!
また学校にいるときにちょこっと何か買いたい時にはサリサリストア。
学校のすぐ隣にあります。
フィリピンに来たことがない人にとっては、衝撃の見た目だと察しますが、サリサリストアはフィリピンでいうところのコンビニ。
もちろんセブンイレブンなどコンビニと言えるコンビニもあるのですが、セブでは至る所に写真のようなローカルなお店があります。
最小単位で数ペソから買えるのがサリサリストアのよさであるといえるでしょう。
運動がしたい人たちは、徒歩圏内にジムがあるそうです。(以前は学校提携のジムがあったそうですが、現在は提携のモノはなく、他のジムを案内しています。)
3-2.学生寮について
3種類から選ぶことができます。
内部寮
こちらは学校の敷地内にあり、通学に時間を要さない内部寮の様子です。
中長期滞在者向けのホテルを改装して利用しているので、過ごしやすいかと思います。
こちらは学校の向かいにある内部アネックス寮の様子です。
自習室は各建物にありますが、今回アネックス寮の自習室だけ見ることができたのでご紹介します。
この2つの寮は、建物は別ですが、敷地内にありお部屋の空き状況によって割り振られるので、どちらになるかはお楽しみ。
料金はスタンダードシングルは内部寮と内部アネックス寮は同じです。
エコノミーシングルは内部寮、6人部屋は内部アネックス寮になるそうです。
スタンダードシングルとエコノミーシングルのちがいは窓の位置で、スタンダードは外側に窓があるのに対して、エコノミーは廊下側に窓があります。
内部寮に滞在する生徒さんは門限があります。
日曜日から木曜日は23:00、金曜日と土曜日は門限がありません。
ちなみに高校生の留学生は門限を22:00としています。
ちなみにアルコール類を持ち込むことはできません。
外部ホテル寮
学校から車で3分程度(徒歩5分程度)の場所にあります。
より落ち着いた環境で快適な留学生活を送りたい方に向きます。
こちらは男女問わず25歳以上の方が申し込みできます。
大人の方がストレスなく留学できるように、こちらには門限やアルコール類の持ち込みに制限はありません。
部屋タイプは1人部屋と2人部屋がありますが、2人部屋はご家族様やご友人様同士のみ申し込みができます。
(親子で留学する場合は保護者の方が25歳に達していれば、お子様も一緒に滞在することは可能です。)
外部コンドミニアム寮
学校から車で2分(徒歩4分程度)の場所にあります。
部屋タイプは4人部屋のみで、男性で20歳以上の方限定となります。
こちらも門限はなく、アルコール類の持ち込み制限はありません。
4人部屋になるので、料金はコンドミニアムでも内部寮4人部屋と同じ金額です。
外部ホテル寮と外部コンドミニアム寮は送迎サービスがあります。
1日に3便、朝は朝食前に1便。
夜は、夕食後に1便、ナイトクラス後に1便の2便送迎サービスがあり安心。
3-3.WIFI情報
実は以前、Wi-Fi環境はまぁまぁだったTarget校。
しかし2017年11月、Wi-Fi環境が整いました!
Wi-Fiなどの通信関係に強いオーストラリアの会社のモノを導入し、現在では、さくさく早くて安定のWi-Fiが学校内のどこにいても繋がるようになりました。
今や辞書でさえスマホで対応できる時代。
Wi-Fiが繋がらなくて辞書が使えない、なんてことはなさそうですのでご安心を!
(しかしフィリピンのWi-Fiはたまに不具合が起こるので、もしかしたら繋がりにくいこともあるかもしれませんがご了承くださいね。)
3-4.学校イベント
2週間に1度スクールアクティビティがあります。
バレーボール大会や、バドミントン、ロッククライミングなどのスポーツ系をはじめ、ナイトマーケット訪問、ボードゲームのお店に行ってボードゲームに没頭したり、ドクターフィッシュをしにいったり、かなり個性的なイベントがあって楽しそうです。
イベントの企画をフィリピン人の先生がしているので、日本人が知り得ないような場所にいけるのがまた魅力的。
あと、学校イベントではありませんがTargetは先生との距離が近いので、一緒にご飯に行くこともあるそうです。
ちなみに定番どころのアイランドホッピングは2週間に1回の頻度で参加するチャンスあり!
ナルスアン島、モアルボアル、あとジンベイザメと一緒に泳げるオスロブやに学校の先生と一緒に行けるのは、現地の旅行会社を通すよりも楽しくて、素敵なセブの思い出になると思います。
ボランティア活動にも参加できそうです。
3-5.食事について
こちらが食堂です。
広く見えますが、チャイムが鳴った瞬間、たくさんの生徒さんが食堂にやってきます。
この日、わたしがいただいたランチがこちら。
ハンバーグ丼!
ラーメン!
毎週水曜日が丼デーと定められていて、丼ものが提供されるそうです。
ハンバーグ丼は野菜も入っていて、おいしかったです。
セブイングリッシュのTarget紹介ページでは、辛くない料理を提供していると紹介がありましたが、たまにキムチも用意しているそうです。
辛いのが好きな人にはうれしいし、苦手な人は取らなくても大丈夫なように、キムチは自分でよそる形式となっていました。
(わたしはキムチ大好物なので、ハンバーグ丼に添えてみました!)
丼デー以外の日のお食事もご紹介します。
訪問時の国籍比率(2017年11月)の時点で日本人65%、台湾人30%、その他ベトナムや中国からの留学生がいるそうで、食事も日本食だけではなく、中華料理がでたり、ベトナムのフォー(ライスヌードル)がでることもあるようです。
基本的には日本人の口に合うように、日本食レストランのシェフからトレーニングを受けたキッチンスタッフが食事を作っています。
あとTargetの食堂にはEnglishテーブルがあります。
いつも英語を教えてくれる先生も同席し、この席に座ることで、授業時間以外にも英語に触れるチャンスがあります。
授業中は勉強のことでいっぱいいっぱい、でもごはんの時は勉強のことを考えず、フリーな会話が先生とできるので英語がもっと楽しく感じるかもです。
4.留学費用について
さて、以上がTarget訪問記でした。
日本人スタッフのサポートがしっかりしていて、英語初心者からビジネス対策、ワーホリ対策まで幅広く対応しているTarget校。
キャンパス内には一部先生たちも住んでいるので、先生と話せるチャンスが多いのもTargetのよさです。
こちらよりTarget留学費用をご確認ください。