Ayaさん/3週間/セブ島:IDEA CEBU
こんにちは
セブイングリッシュ・畠尾です。
弊社では不定期で生徒様のインタビューを行っております。
今回は日系のセミスパルタ校『IDEA CEBU』の卒業生・Ayaさんに学校生活を振り返りインタビューにご協力いただきました。
時間を有効活用したく持ち前の行動力で即断したフィリピン留学
IDEA CEBUでの3週間の留学あっという間かと思いますがお疲れ様でした。留学のきっかけからお聞きしてもよろしいですか?
今大学を休学していて、インターンにいろいろと応募をしているんです。並行して、就活のために何か行動をしたいと考えていました。
そのときは、インターンの面接まで期間もあったので、空いた時間を有効に利用するにはどうしたらいいんだろうと考えた結果、「じゃあこの時間で英語力を伸ばそう!」と思い立ちました。
そうすると、近場で安くてお得な留学先となると「セブ」がいいかなと思い、すぐにお申込みをしました。タイミングも良かったです。
本当ですね、すぐにお申込みをされましたよね。
すぐに決めました。「12月頭に行きます!」っていう感じでした。
行動力がありますね。留学先をセブを選んだ理由は何ですか?
実はセブに留学した経験のある友だちからいろいろと話を聞いていたことも助けになりました。アジア諸国はいろいろと訪れたことがあるので、フィリピンへ行く精神的なハードルも高くなかったです。
それは大きいですね、いきなりフィリピンだと怖いでしょうし。ちなみに旅行ですか?
インターンや旅行です。ベトナム・カンボジア・タイ・マレーシアには行きました。今後は周辺の国全部行きたいな思っています。フィリピンはまだ訪れたことのない国でした。
塾講師の視点でも苦手な部分の教え方が上手な先生が多い
海外慣れされていて、英語でのコミュニケーションに不自由ない印象を受けましたが、留学前の英語力はどのくらいでしたか?
中高の義務教育で勉強してきた程度です。
私は英語が得意だったので、海外に初めて行ったときも、「これ使えるなー」って感じました。あとは現在、塾で英語を教えているのも大きいですね。なので普段の日常会話には困らない程度です。
たまに単語が浮かばないこともありますが、特に困ることはありません。最近はサバイバル英語よりになってきていたので、自分の英語を根本から直したいと思っていました。
そもそも英語には困らなかったけど、それ以上に英語力を伸ばそうと思ったわけですね。
そうですね。
就活も控えているので良い機会でした。あとはビジネス英語も勉強したくてTOEICコースを受講しました。効果測定のため、帰国した後にTOEICを受験する予定です。
「動機付け→努力→成果」というサイクルを回したいんです。
将来は英語を使いたいということではなく、多様性のある環境の中で働きたいと思っています。さまざまな国の文化をもっと知りたいですし、そういった環境で生きていくには、やはり英語はつきものなので勉強しています。英語はそのための「ツール」です。
塾講師されているのですね。生徒さんの学年はどのくらいですか?
中学生と高校生に教えています。先生と生徒が1:2で教える塾です。
そうですか、高校生に教えるとなると詳しい文法知識も必要ですよね。
合格ラインまでどうやって向上させるかというポイントが大事なので、実はあまり高度な内容は切り捨ててもいいんです。試験に出る部分を中心的に勉強します。
ですが、単語の勉強をやりたくない生徒にどうやって勉強させるか、そういった力の方も重要です。
宿題をやってきたら褒める、やりたくない理由を聞いてそれを一つずつ解決していく、それでもやらなかったら宿題で無理やりにでもやってもらう、など英語の知識よりも頭を働かせています。
これを四年間やってきています。留学に来るために無理やり休みを取りました。笑
生徒さんとしてはパワーアップした先生が戻ってくるのでいいのではないでしょうか
留学中は、先生たちの教え方も勉強になっています。「この教え方いいかも」と思うことも多々あって、とてもいい刺激をもらってます。
立場は違えど同じ「先生」として良い勉強になりますね。例えばどのような教え方が参考になりましたか?
前置詞の使い方ですね。私は前置詞が苦手だったので。
日付や月の前にくるin・on・atはピラミッドにして考えるという教え方です。in・on・atの順にだんだん範囲が狭くなっていくという話がとても頭に残りました。
あとは従属接続詞の覚え方で“FANBOYS”というのがあって。これはfor・and・nor・but・or・yet・sinceの頭文字だからそれで覚えるとか。
関連付けると頭に残りやすいですね。
訛りもなく、文法知識もしっかりとしていて熱心に向き合ってくれる講師陣
留学初日から振り返って教えていただけますか?旅慣れていらっしゃるので、セブに到着した時に違和感はなかったと思うんですが、どんな印象でしたか?
そうですね、カンボジアに比べて街が綺麗だと感じました。そしてのんびりしていて人が優しいです。
あとはもうちょっと都会だと思ってました。そんなに高いビルもないですね。またそれが日本に帰りたくなくなりますね。
セブは気に入られたのですね!セブに到着する日曜にピックアップ、それから学校に到着し、説明を受けて寮に入る一連の流れはスムーズでしたか?
空港ピックアップの時の出口で待つ語学学校の多さには驚きました。IDEAのピックアップの人が日本人の方で特に問題はなかったです。
留学中、オフィスデスクに日本人スタッフさんもおおかた常駐していますし、何かあっても日本語で対応してくれたので安心できました。
それは心強かったですね。留学前の不安などありましたか?
学校で友達ができるかな、などの不安はありました。同時期に入学したバッチメイトの中でTOEICコースは私だけだったので、テストは別室で私だけでした。同じ授業もなかったのですが、なんだかんだ友達ができてよかったです。
月曜のオリエンテーションでは校舎向かいのパークモールに行き、生活用品のお買い物と両替をしました。
ついに火曜日から授業スタートでしたね。初めて授業を受けたときの感想をお聞かせください。
フィリピンの先生たちの話す英語には意外と訛りがないと思いました。個人差はありますけど、思っていたよりも綺麗な英語を話すのだと感じました。私が何を言っても通じるっていうことがすごく安心しました。
例えば、ここで過去分詞を使って話してもどうせわかんないだろうから過去形でいいや、など他国ではそういう感じで英語を話していたんですが、授業ではそういったことを全然気にしないで話せたのでとても楽でした。
間違っても直してくれますしね。グループはどんな授業でしたか?
TOEICリスニングと、TOEICリーディングとリスニングの両方行なう授業でした。
授業では先生の話す時間が多かったですね。問題を解いて、答え合わせ、レビューという流れの中で、レビューの間は先生がずっと話しています。分からないことがあったらその都度質問をするという感じです。たまにこの単語の意味は何?と聞かれたりします。
休憩中は先生がジョークを言ったり、他愛ない話をしていたり、そんな感じでしたね。
マンツーマン授業はすべての時間、TOEIC対策ですか?
一コマだけグラマーの授業でした。
あとは、ボキャブラリー、ライティングで、リスニングはTOEICテストのPart6対策です。その内容は、品詞を変える方法、接続詞、文法構造についてでした。そのおかげでPart6の正答率が上がったんです。
私の課題はリーディングですね。制限時間内に読み終われないので。あとは単語力もです。日本語にも訳せない部分があることも課題です。
効果がすぐに実感できたのですか、質の高い授業が行われている証拠です。ところで、IDEA CEBUの単語テストは一定のレベル以上だと受講は任意ですが受けていますか?
私はビジネスレベル1を受けています。簡単だなぁと思いながら。笑
定期テストも一般コースの人とは違ってTOEICのテストを受けています。まだまだ知らない単語がいくつかあるので、ためになっています。
テストは月曜日から金曜日まで毎日あって、その日の単語テストで合格点に満たなかったらその日は外出禁止。再テストも受からなくて、ペナルティもあった場合、週末は外出禁止になります。
ですがそういう人はあまり見ないですね。もしかしたら警備員のチェックが緩いのかもしれません。
日本と同じ生活水準ではないと考えれば何不自由なく、学校周辺で生活が完結する留学生活
留学生活で1日の流れはどのような感じですか?
朝起きて、まず単語テストから始まります。その後朝ごはん食べて、1コマ目の授業に行きます。
私は2コマ続けて授業があり、その後に1コマ休憩がありました。休憩時間は宿題や予習に充てるか睡眠をとるかですね。そしてまた授業を受けてランチ。午後は4コマ連続なので時間があっという間に過ぎていく、そんな感じです。
私の場合はほとんがどアウトプットの時間になっています。
英語を使って英語について説明をする時に頭をすごく使います。この時に自分の単語力のなさを実感するので「自習しなければ!」と思えます。
ボキャブラリーについては、本来使ってる意味じゃない使い方があることが学べたり、そういう発見が毎回あります。先生からそっちの意味じゃないよと教わっています。
アウトプットのために自習をしっかりされているのは効果的ですね。夕食後は何をされてますか
遠くに出かけるのは面倒なのでパークモールか近くのコンビニか、そこら辺をうろついたり、あとは4階の休憩スペースでよく友達と話したりしてます。勉強は部屋でしています。お部屋は快適なんですよ。
学校の立地は良いですものね。寮生活で気になる点はありますか?
綺麗な寮だと思います。日本と比べれば劣るのは仕方ないですが、東南アジアの中では快適な方ですよ。
エアコンも作動するし、電気はつくし、お湯はたまに出ないときもありますけど。暖かいので大丈夫です。あとはちゃんと週2回、お部屋の掃除もしてくれるので何も問題はありませんでした。
ベッドは2段ベッドで、下が机になっていて勉強ができるタイプです。
結構キシキシと音がしますけど慣れれば大丈夫です。普段はあまり二段ベッドに寝ることないので、最初は怖いかもと思っていましたけど問題なく過ごせました。環境の変化への適応能力は結構自信があるので。笑
いろんな文化を知っているだけあって適応能力が高いですね。学校の食事はどうでしたか?
全体的に食べやすいですが、日によって当たり外れはあると思います。私は食べられれば何で大丈夫な人なのでそこまで気になりませんでした。
メニューは例えば、タンドリーチキンとサフランライス、玉ねぎの天ぷらにコンソメスープ。このような感じでメニューも豊富だと思います。ご飯、スープ、主菜と副菜が1品もしくは2品あります。配膳もスタッフさんがしてくれます。
IDEAは日本人をターゲットにしている学校だと思うんですが、各国の料理を週ごとに出すなどそういった取り組みをすると面白いかなと思います。
それはぜひ取り入れてほしいですよね。スタッフさんの対応はいかがでしたか?
日本人も日本人じゃないスタッフもとても親切でした。バッチメイトと時間が合わなくて、基本的に食事は一人食べていたのですが、その時も声かけてくれます。
Ayaさんの場合は初級者ではないので、先生方も慣れてる人向けに教えていたと思いますが、どんな感じだったでしょうか?もう少し上のレベルのこと教えてほしかったり、簡単すぎる内容だなとか、そういったことはありましたか?
最初はとても簡単すぎかなと思ったので、次からは私が簡単だと思う部分はスキップしてもらうよう提案しました。私にとっては、文法用語がうまく覚えられなかったので、その辺りのレベルがちょうどいいところでした。
ちょうど良い難しさの授業内容が行われて何よりです。先生の教え方について、先生によって差は感じましたか?
差は特に感じませんでした。みんな同じぐらいの質だと思います。
差がないことは教育システムが整っている証拠ですね。印象に残っていることありますか?
毎日の授業がすごく楽しかったです。特に授業前のアイスブレイクのおしゃべりは楽しいひとときでした。
先生を変えたいと思ったことありますか?
特にありませんでした。ただ、ボキャブラリーの先生の授業が難しくて心が折れそうになったことがありました。
ですが、その先生が風邪でお休みした時に代理の先生が来て、同じくボキャブラリーの授業をしてくれたんです。そのときに、授業が難しく感じたのは単純に私の力不足だなっていうことに気づけました。
先生を変える生徒もいますけど、授業がわかりにくいのは先生のせいじゃないなと思います。その人の力が少し足りないだけなので、私はそういう授業の前に予習して臨むことでなんとかついていけています。
とても主体的な考え方で、向上心がありますね。先生によってモチベーションの差は感じましたか?
それは感じませんでした。みなさん、すごく熱心に教えてくれます。
生徒さんの国籍比率はどのような感じですか?
今は中高生の団体さんが来ているので日本人が8割くらい。その次は台湾人、あとはロシアとかサウジアラビアなどが数人です。韓国人はいませんので、日本人ばかりですね。
団体さんの時期だったのですね。日本人ばっかりの中で不便は感じますか?
日本人の半分ぐらいは中高生の団体さんなので、そこと関わることがないので特に不便はありません。日本人の生徒さんの中にも、いろんなバックグラウンドを持っている人たちがいて、そういって人の話を聞くのも大事かなと思っています。
おっしゃる通りですね。ここでしか出会えない人もたくさんいますし。
ところで、セブの治安についてはどう思いますか?何か危ない目にあったことありますか?
危険に遭遇したという話も聞きませんし、私が見てきた東南アジアの国々の中では良い方だと思います。交通量が多いので道路を渡るのは大変だと思いますけど。
危険を感じた国はありましたか?
カンボジアですね。首都のプノンペン。
薄暗くなったら一人で歩くのは危険です。タクシーに乗るのもちょっと嫌なくらい。タクシーであってもカンボジア人のスタッフと一緒じゃないと乗りたくないです。日本人女性二人だと危険です。
IDEAではジプニーは推奨されてないですね。バイタクなら個人の責任でみんな乗っていると思いますけど。
そうなんですね、そうするとプノンペンに比べると気が楽でしたでしょうね。利便性はどう思いますか?
とてもいいですね。学校周辺だけで生活が完結するのでとても便利です。
門限もありますが、あまり外に出たがらないタイプなので特に気になりませんでした。ガードの人たちもフレンドリーで、チェックも緩いようでした。笑
不便だったことはありましたか?
生活面では特に困りませんでした。長くいる人に聞いたり、スタッフさんに聞いたり、困った時は誰かに聞けば解決できました。
あくまでも英語はツール。それを磨くことで理想を実現させたい。
留学する前にやっておけばよかったことはありましたか?
文法用語の英単語ですね。
あとは、自分が話したいことをある程度英語でまとめておくと先生とスムーズに話せたかなと思います。私はそのぐらいですね。
そんなに勉強をがっつりしてから来るのではなくて、留学に来てから授業に合わせながら勉強する方が楽なのかなと思いました。
やはり、多くの人が英語で文法用語を覚えてきた方が良かったと話しています。あと、日本から持ってくれば良かったものありますか?
着圧タイツです。足のむくみ防止に。
授業中はずっと座っているじゃないですか。それに加えて教室も冷房で寒いです。それで足がむくむんですよ。あとは肩こり防止グッズですね、私はとても助かってます。
日本とはかなり住環境が違うので体調管理グッズは必要ですよね。
留学を検討している人に何か伝えたいことありますか?
いざ来てみればなんとかなると思うので、勇気を出して一歩踏み出して欲しいと思います。
英語力については、自分がやるかやらないかなので必ず変わるとは言えませんが。
まさにその通りですね。来てみたら本当に何とかなりますし、英語が身に付くかどうかは本人の努力にも大きく左右されます。
それでは、セブイングリッシュの対応はいかがでしたか?
ピックアップの場所とか、明確に示してくれたので初めて海外行く人でもわかりやすかったです。入国審査カードの書き方の案内など、こういったことはありがたいと思います。
ありがとうございます。今回の留学で変化した点はありますか?
3週間の留学で英語力が伸びるとは思っていません。この期間で、英語力を伸ばすための勉強法を得たいんです。帰国してから、それを活かして英語力を伸ばしていけたらと思っています。
日本の日常生活のサイクルから抜け出せた感じがあります。日本にいると、あれしなきゃこれしなきゃと、せわしない感じがあったんですけど、留学に来てからはそれがなくなりました。とても良い影響を受けることができました。
今後この留学経験を活かしていくにあたってどのような展望をお持ちですか?英語の部分、留学の経験という部分など部分的でもかまいません。
英語に関しては、ボキャブラリーの語彙力の低さと練習量不足を克服するため、帰国後も勉強は続けようと思っています。
そしてこの留学で、自分の課題がより明確になりました。「とりあえず勉強しておくか」ではなくて、「どの部分をどのように勉強するか」ということがわかりました。
私の経験からも留学に悩んでる人がいれば勧めようと思います。フィリピン人はみんなフレンドリーなので、シャイな日本人でもフィリピンに来ればマンツーマン授業で英語力を伸ばせると思います。
そうですね。人も優しいし英語が苦手に感じている人でも英語力を伸ばせるでしょう。
最後に、今後どういったお仕事をされる予定ですか?
今の希望は、いろんな国、いろんな地域から来ている人たちと一緒に働きたいです。
もう一つは、日本と諸外国をつなぐ架け橋になりたい。そういった存在になりたいです。具体的にはまだ固まっていないんですけど、私にとって、それを実現させるための「英語」です。
考え方が理路整然としていて、それに加えて行動力もある。きっと描いている希望の仕事ができるのではないかと今後のご活躍が楽しみに思います。
今回はありがとうございました。
編集後記
Ayaさん、卒業インタビューに答えていただきありがとうございました。
IDEA CEBUの講師陣や学校に関することも端的にお伝えいただけました。留学を検討されている方々にとても参考になると思います。
利便性の良い、日系のセミスパルタ校『IDEA CEBU』にご興味のある方、お気軽にお問い合わせください。
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