こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュ留学カウンセラーのケイコです。
フィリピンにはスペイン統治時代の影響がいろんなところに残っていますが、その一つが、メリエンダ(間食)の習慣です。
朝食、昼食、夕食の他に、午前と午後に2回の間食を摂る人が多くいます。
間食と言っても、サンドイッチやハンバーガーなど1食分をガッツリ食べる人もいるので、フィリピン人は1日に5食を食べると言われたりします。
今日はセブ島で食べることができる伝統的なメリエンダのお菓子をご紹介します。
くれぐれも食べ過ぎにはご注意を!
メリエンダのお菓子
プト
プトは米粉を使った蒸しパンです。
お店でもホットケーキパウダーと同じセクションにプトパウダーが売っている事が多いです。
いろんな種類があって、オリジナルの白、バターまたはチーズの黄色、パンダンリーフの緑、紫芋の紫とカラフルです。
スマン
スマンは、もち米に砂糖、その他お好みでチョコレートやバターを足してココナッツミルクで炊き、バナナの皮で棒状に包んで蒸したお菓子です。バナナの皮をむく要領で葉をむいて食べます。
セブ島では、バナナの皮のラッピングが一般的ですが、地方によってココナッツの殻につめたものや、竹の葉で包んだものがあります。
ビビンカ
米粉に黒糖、ココナッツミルクを混ぜて作ります。
パン型にバナナの葉をのせバターを塗って、ビビンカのもとを入れて焼きます。
特に焼きたてがオススメで、表面がサクサクとして美味しいです。
マシ
米粉を使ったお団子です。米粉を水で適当な硬さにこね、中央にピーナッツを砕いたものと黒糖を包みます。
それを熱湯でゆでたら出来上がりです。一口サイズで食べやすいです。
ポルボロン
食感は落雁(らくがん)ににていて、お茶うけにも良いお菓子です。
ベーシックなポルボロンは、小麦粉、砂糖、粉ミルク、バターでできています。
バリエーション豊富で、紫芋味や、カシューナッツ、チョコレート味など、食べ比べてみると楽しいです。
お土産にはGoldilocksというケーキ屋さんの色んな味が試せる詰め合わせがイチオシです。
Goldilocksは、セブシティのSMモールなど、あちこちのショッピングモール内にあります。
トルタ
表面に砂糖がまぶしてある焼き菓子で、セブ島の特産品です。
卵の黄身がふんだんに使ってあり、ココナッツジュースやココナッツワイン、ココナッツリキュールが使われているトルタもあります。
セブ島の中でも、特に南部のアルガオ地方がトルタ発祥として有名です。
ピアヤ
サトウキビが原料のマスコバド糖とゴマの餡を小麦粉にまぶして焼いた平べったいお菓子です。
セブ島の左となりのネグロス島が発祥の地で、セブ島でもよく見かけます。
スーパーで買う場合、オーブンか電子レンジで温めて食べるとさらに美味しく食べられます。
メリエンダのお店がある場所
フィリピンのメリエンダは、スーパーやショッピンセンターで買うことができます。
アヤラセンターだと、メトロショッピングモール1階のエレベーター降り口の横に、メリエンダのお店があります。
このピアヤ屋は、特産地ネグロス島の有名メーカーのピアヤを売っていて、注文すると焼き直してくれるので熱々で食べることができます。
まとめ
フィリピンの伝統的なメリエンダ菓子は、日本でいうところの和菓子といったところでしょうか。
スーパーの製菓コーナーではプトのもとや、ウベ(紫芋)のペーストが売っているので、お土産で買って帰国後に作ってみるのも面白いかもしれませんよ。