セブ島行くのにフィリピン航空マニラ乗り換えは怖くない!

フィリピン航空セブ行きでマニラ乗り換え

フィリピン留学は再開しましたが、フィリピン留学で一番人気のエリア「セブ島」行きのフィリピン航空の直行便が、ほとんどない上に、めちゃくちゃ高くて欠航も多い。泣

(エコノミーで往復15万円以上する場合も…そもそも、ほとんど飛んでいない。)

セブ島留学に直行便が使えないとなると、仕方なく乗り換え便を使う必要がでてきます。

乗り換え便の場合は、安いもので約7万円~あります。

コロナ前でも、プロモ等で特別なとき以外は4.5~6.5万円だったので、直行便ほどの大きな金額の開きはなくて許容範囲だと思います。
しかも、今は極端な円安ですしね。

そんな中、4月16日に私が名古屋空港から、フィリピン航空のマニラ乗り換えセブ島行きを利用したので、フィリピン航空のマニラ空港ターミナル2での乗り換え方法を紹介したいと思います。

特にマニラ空港で預け荷物を受け取ってから税関検査を行い、また預け直して国際線の建物から出て、国内線の建物に移動するところが事前に知らないとわかり辛いので、3-4~3-7の手順だけでも覚えておくと役立つと思います。

因みに、このフィリピン航空のマニラ乗り換えの手順は、イロイロやバコロドに留学される方も同じです。

1.日本の空港で

ここは説明を端折ります。

留学に必要な荷物以外に、事前にコロナ対策で必要なフィリピン入国のいくつかの条件さえクリアしていれば大丈夫です。

この条件は、コロナ対策でつくられたものなので、いずれ緩和されたり、なくなる可能性があります。

日本の空港内は、初めて渡航する人でも空港職員に聞けば日本語で教えてくれるので、そんなに難しくないと思います。

コロナ禍以降の空港チェックインは、フライト出発時刻の3時間程前からはじまるので早めに空港に行ってください。

私が3時間半前に空港のチェックインカウンター近くに行ったときには、ご覧のように大勢の人が並んでいました。

日本の空港のチェックイン時に、日本⇒マニラ(写真下)、マニラ⇒セブ島(写真上)の2枚の搭乗券を貰います。

両方ともセブ島の空港につくまでなくさないように注意してください。

2.日本→マニラに向かう機内

飛行機内で、入国カードと税関申告書が配られます。

JALのホームページに記入例が出ているので参考にしてください。

マニラの空港についてからだと書ける場所が少ないですし、飛行機内は暇なので、機内で書いておいたほう良いです。

【注意】
飛行機内ではWIFIが使えないのと、マニラの空港でもフィリピンの携帯電話番号を持っていないと登録手続きが行えない為にWIFIが使えないと思うので、このJALホームページの記入例は事前にスクリーンショットを撮るなどして対応してください。

飛行機内では各席毎にモニターがあって映画やテレビ番組が見れて、一部の映画は日本語吹き替えや字幕付でした。
また、USB端子があり充電ケーブルを持ってたのでスマホの充電が行えました。
(2021年11月にフィリピン航空に乗ったときは同様の設備はなかったので、まだ全ての機体にはないかもしれません。)

3.マニラに到着してから

3-1.どんどん進む

飛行機を下りたら空港職員達の案内に従って、どんどん進んでください。

3-2.One Health Pass等の確認

空港職員の案内で進むと、ご覧の場所に辿りつきます。

2022年4月現在は、ワンヘルスパス(スマホで登録後のQRコード)、陰性証明書、ワクチン接種証明書、日本からの搭乗券を確認されます。
これはコロナ禍以降に作られた渡航規則なので、いずれ緩和されたり無くなるかもしれません。

①One Health PassのQRコード

ワンヘルスパスは出発日を含めて3日以内に登録したものが使えるので、出発の前々日か前日に登録しておいてください。
登録するとQRコードが表示されるので、スクリーンショットを撮っておいてください。
詳しくは「ワンヘルスパスの登録方法」をご覧ください。

②陰性証明書

陰性証明書の事前準備については「フィリピン渡航で最安の木下グループのPCR検査を使ったら危ない」を参考にしてみてください。

③ワクチン接種証明書

厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書(接種証明書)について」をご覧になり準備してください。

④日本⇒マニラの搭乗券

この搭乗券(の裏のシール)はセブ島の空港について預け荷物を受け取った後に使う可能性があるので最後まで捨てないでください。

3-3.Immigration イミグレで入国審査

続いて入国審査に進みます。

パスポートと、飛行機内で配られた入国カードを記入してから提出してください。

3-4.Baggage claim(手荷物受け取り)で荷物を受け取る

入国審査を終えたら、目の前の手荷物受取所に向かってください。
案内モニターに、乗ってきた飛行機の荷物が何番のベルトコンベアに流れてくるかが表示されています。

例.PR437 NAGOYA ⇒ 9番

国内線に乗り換えする人の荷物は、壁際のロープ内に集めて置かれていることが多いようです。私の場合もそうでした。

自分の荷物を引き取ろうとすると、近くにいた空港職員から片言の日本語で「ノリカエ?」と声をかけられました。
「Yes」と答えたら、すぐ近くのCustoms(税関)に行って、そこで検査してもらったら、また、荷物を同じ場所まで預けに来てと言われました。

↑私の荷物は、この辺りにまとめて置かれていました。その荷物を自由に使えるカートに自分で載せたときの写真です。ここから目の前のCustoms(税関)に向かいます。

3-5.Customs 税関検査

荷物を受け取った所から出口方向に進むとあるCustomsで預け荷物の検査を受けてください。

その際に飛行機の中で渡された税関申告書を渡してください。
私のときは、荷物を開けられることもなく、税関申告書を渡すだけで1秒で終了でした。
そして、搭乗券に検査終了の印をつけてくれました。

↑ Customs(税関)は、Exit(出口)のほうにあります。荷物を受け取ったところから、すぐ近くなので簡単に見つかります。

3-6.Baggage claim(手荷物受け取り)に戻って荷物を預ける

先程、声をかけてきた手荷物受取所の職員のところに戻って、再度、(機内持ち込み荷物以外の)荷物を預けます。

これでセブ空港まで預け荷物は運んでくれるので、マニラ空港にいるうちは重い預け荷物のことは心配せずに移動できます。

3-7.国内線ターミナルへ進む

荷物を預け終わったら、国内線ターミナルに進みます。

さっきのCustoms(税関検査)のところを抜けると出口があります。
出口を出て左に進みます。

途中に両替所があるので、乗り換え時間が長い人は少額を両替しておくと、飲み物や食べ物を買えて便利です。

空港の両替所は市内よりもレートが悪いことが多いので、ここでは入学日までに必要な少額だけの両替で良いと思います。
(留学が開始すると学校職員の案内で市内の両替所に行くことになると思います。)

国内線の入口は、この黄色の柵の向こうの階段を上って、まっすぐ進み突き当りにあるファーストフードのJollibee(ジョリビー)を右に行くとあります。

↑ここが階段を上った辺りです。ここをまっすぐ進むとジョリビーがあります。

ジョリビー付近の写真を撮り忘れたので、この写真はネット(Restaurant Guru)から借用しています。

このジョリビーのところを右に進んで国内線の入口に向かってください。

↑この写真はジョリビーを右に曲がって国内線の入口方面を見たところです。

国内線ターミナルの入口から先は搭乗券を持った人だけが入れます。(または航空券を購入済)

迷うほど難しい道ではありませんが、わからなくなったら空港職員に国内線の搭乗券を見せてDomestic departure(国内線出発口)がどこかを聞いてみてください。

国内線の乗り場に入ると、飲食店などがほとんどないです。

私の場合は、乗り換えの待ち時間が10時間以上ありました。

その為、国内線の入口の場所だけ確認したら、マニラに住んでる友達のところで仮眠をとらせてもらいました。

マニラ市内に出るには、1つ下の階に戻ってタクシー乗り場から乗ることができます。

実は私の当初のマニラ⇒セブ便は直前に欠航になってしまい、元々は同じ日のうちにセブ島に到着予定だったものが、翌朝4時台にマニラから飛ぶ便に変更になっていました。

ほとんどの留学生の乗り換え待ち時間は、そこまで長くなることはないと思います。
それと、ほとんどの留学生はマニラに友達はいないと思いますし、慣れない夜間のタクシー移動は危険なので、乗り換えの待ち時間が長くても空港の中で過ごしたほうが良いです。

もしも、マニラに友人がいる等して安全に移動ができて空港外に出る場合でも、遅くても搭乗2時間以上前には戻ったほうが良いと思います。

3-8.国内線ターミナルに入り出発

国内線ターミナルに入ると1回目の荷物検査があります。

荷物検査を抜けると国内線のチェックインカウンターが並んでいますが、すでにマニラ⇒セブの搭乗券は日本でのチェックインのときに貰っているので、ここは素通りしてboarding gates(搭乗口)に向かう荷物検査に進んでください。

↑ここからboarding gates(搭乗口)に入れます。

boarding gates(搭乗口)の待機場所に入るとモニターに自分が乗る便名(例.PR1841)と行き先(例.CEBU)が表示されているので、その乗り場付近で待機してください。

乗り換え待ち時間がとても長い場合は、まだ乗り場が表示がされていません。
その場合は適当なベンチで時間を潰して、搭乗時間の1-2時間前になったら、もう一度、確認してみてください。
それでも表示されていなければ職員に搭乗券を見せて確認してください。

今まで、フィリピン航空の国内線をマニラから乗った、さほど多くない経験では、どちらかというと左のほうの乗り場がよく使われている気がします。(自分の経験だけなので、あまり信用しないでください。)

搭乗時間になったら搭乗券を見せて飛行機に乗ってください。

あと、乗り場が急に変更になることがあるので、アナウンスに耳を傾けるか、乗り場が表示されている案内モニターを時々、確認してください。

4.マクタン・セブ国際空港に到着

ようやくマクタン・セブ国際空港に到着です。

この黄色い飛行機は、フィリピン航空と並び、もう一つの有名なフィリピンの航空会社セブパシフィック航空のものです。

ここも空港職員の案内でどんどん進んでください。

最後にマニラ空港のときと同じようにBaggage claim(手荷物受け取り)で預けた荷物を受け取ってください。

日本でチェックインしたときにもらう搭乗券の裏に荷物関連のシールが貼られています。
それを出口で確認されることがあるので、最後までなくさないように注意しましょう。

留学生の場合は、荷物を受け取って出口から出ると、学校職員の送迎サービスを手配していれば、学校名が書かれたサインボードを持った職員が待機しています。

Author: 小出 将人

セブイングリッシュ代表
2009年からセブ島初の現地を拠点とした留学エージェントを運営
セブ島で家族と一緒に住んでいます。