こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。
セブ島のお隣り・マクタン島の観光名所の一つ、「マクタンシュライン」
マクタンシュラインは、マクタン島の首長ラプラプ王が率いる軍と、冒険家マゼラン軍が激闘した歴史の舞台で、現在はラプラプ王の勝利を称えた記念公園として現地の人たちの憩いの場、また観光地として多くの人が訪れます。
異国の侵略に立ち向かった英雄として後代に名を遺したラプラプ王。
セブ留学中に、歴史が動いた舞台に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
1.マクタンシュラインの場所
マクタンシュラインはマクタン島の東海岸側にあります。
近くには5ツ星ホテルのシャングリラホテルや、モーベンピックホテルをはじめ、ビーチ沿いにホテルが立ち並ぶリゾート地にあり、一年中観光客で賑わっています。
タクシーで3~4分程の距離にレストランやカフェが多く入っている商業施設、マクタンニュータウンもあり、観光に便利なロケーションです。
2.マクタンシュライン散策
マゼラン軍の侵攻に果敢に立ち向かったラプラプ王は、フィリピンの英雄として称えられています。
ラプラプ軍とマゼラン軍のバトルや、ラプラプ王にまつわるエピソードは「【4/27歴史が動いた!】フィリピンの英雄、マクタン島の首長ラプラプ王VSマゼラン」にまとめているので併せて読んでみてください!
ラプラプ王の記念公園・マクタンシュラインの見どころをご紹介!
戦勝の碑
オープンスペースの建物の中に入ると「戦勝の碑」があります。
「1521年4月27日、この地でラプラプと彼が率いる戦士たちがスペインの侵略者を撃退、指揮官のフェルナンドマゼランは戦死しました。ラプラプはヨーロッパ人からの侵略を防いだ最初のフィリピン人となりました」。
ラプラプ軍とマゼラン軍の戦いの様子が描かれています。
現地を知り尽くしたラプラプ王の作戦勝ち。
マクタンシュラインの目の前に広がる戦いの舞台は遠浅で、艦が岸に近寄ることができず積んでいた大砲は弾が届かないため、白兵戦へ。
乾いた陸地ならまだしも、不安定な足場の浅瀬で重い甲冑はかえって動きが制限されてしまい、マゼラン軍は苦戦を強いられます。
マゼラン軍の49人に対して150人の兵力を投入したラプラプ軍は、地の利も手伝い見事勝利を収めました。
指揮官のマゼランを失ったマゼラン軍は、香料諸島へ航海を続け、艦隊は世界一周に成功します。
集合写真が大好きなフィリピン人の観光客の皆さんがワイワイ写真を撮ってました。
マゼランの碑
ラプラプとの戦闘で世界一周の志半ばで戦死したマゼラン。
英雄ラプラプ王の敵ではありましたが、フィリピンにキリスト教を伝えた人物として評価されています。
マゼランの碑の後方、マンションのある一帯が、近年開発が進むマクタンニュータウンです。
ラプラプ像
記念公園の中で一番の写真スポットがこちら「ラプラプ像」
観光シーズンともなると、写真撮影のためにラプラプ像の前で順番待ちしないといけないほどの人気スポットです。
この日はフィリピン首都圏から来たと思われるフィリピノ語(タガログ語)を話す団体さんで賑わっていました。
戦闘の舞台となったマングローブの湿地帯
ラプラプ王が厳しい表情を向けている先にマングローブの湿地帯が広がっています。
干潮と満潮、時間帯によって雰囲気が変わる湿地帯です。
桟橋を渡って記念撮影もいいですね!
3.ローカル価格のお土産屋さん
記念公園の一角にお土産屋さんが並んでいます。
良心的な価格設定で、ショッピングモール内で買うよりも1~2割安く買うことができます。
フィリピンでは価格を交渉することもできるので、まとめ買いする時にディスカウントがあるか聞いてみましょう。
まとめ
マクタン島の観光名所「マクタンシュライン」
現地のツアーや、学校のツアーの日程で組まれることも多いスポットです。
空港からも近く、国内外を問わず観光客で賑わっています。
2019年4月現在、リノベーションが行われているので、近いうちに更にバージョンアップした記念公園へと生まれ変わる予定です!