こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。
フィリピンでは親日家が多く、日本語や日本文化に興味を持っているフィリピン人が沢山います。
セブ島留学中に、日本語を学びたいと考えいてるフィリピン人の若者たちと交流したい留学生に朗報です!
JEE(Japanese English Exchange in Cebu)主催の言語交流会は、友達の輪を広げる絶好のチャンスです!
1. ニッポン大好きなセブ島の若者たち
日本語を学びたい若いフィリピン人の子たちが多いのは、本当に嬉しいことです。
私はマニラのNPOで2年間、フィリピン人の方々に日本語を教えていた経験があり、日本語や、日本文化を伝える楽しさを生徒さんから教わりました。
写真は、セブ島のお隣、マクタン島の集会所で、半年ほどボランティアで日本語を教えていた時のものです。
日本語に興味を持ってくれたのは、10代後半から20代の女の子たちで、お仕事や、ボランティア活動で日本人の観光客と接することも多いとのことで、日本語を熱心に勉強してくれました。
マクタン島はマクタン・セブ国際空港があり、シャングリラホテルを始め、世界でも知名度のある5ッ星ホテルがリゾート開発をしていたりと、観光地として栄えている島です。
当時はまだ学生だった教え子の女性は、今ではマクタン島の『First English校』の英語講師で、「初級者レベルの日本人生徒さんとのコミュニケーションに、この時の日本語レッスンが役に立っている」と連絡してくれて、じ~んと感動。
日本語クラスの他にも、セブ島で毎年行われる日本語弁論大会の審査員アシストや、JLPT(日本語能力試験)の試験監督をしたこともあるのですが、弁論大会の参加者も、JLPTの受験者も、若い層が多い印象でした。
なぜ、フィリピン人の若い人が日本語に興味を持っているのか、国際交流基金の公式ウェブサイトに日本語学習の背景について、こんな記述がありました。
「フィリピンでは、日本との経済格差と地理的近接から、日本語は観光業関連あるいは就労目的といった極めて限定された動機によって学ばれる場合が多かったが、近年になって、若い世代の間に日本のアニメやポップカルチャーに対する興味から、日本語を学び始める学習者が増加し、日本語教育の裾野を広げている。」―国際交流基金 日本語教育略史 背景
なるほど、アニメやポップカルチャーがきっかけ、というのも納得です。
こちらはセブ島の本屋「National Book Store」で見かけた、日本の漫画です。
ドラえもんは、フィリピンの公用語のフィリピノ語表記で、その他の漫画は英語表記です。
また、フィリピン現地のテレビでは、日本のアニメの吹き替え版を見ることができます。
数々のアニメの他にも、2015年には、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』のタガログ語吹き替え(「じぇじぇじぇ」は、そのままだったそうです)が放送されたりと、最近では日本の作品もフィリピンのテレビで放映される機会が増えたんじゃないかと思います。
ホットな話題では、「君の名は。」のタガログ語吹き替えは、ABS-CBNチャンネル、またはABS-CBN HDチャンネルで、2/18(日)10:15amから放送予定です!
―「ABS-CBN announces Makoto Shinkai’s ‘your name.’ anime film premiere date」
セブ島では、マンガやアニメが好きな若者たちが集まるコスプレイベントや、Jポップ・コンテストも開催されていて、日本文化そのものへの関心も高いです。
こちらのポスターは、2/24開催予定の「オタクフェスティバル」。
フィリピン大学セブ校で開かれる、コスプレイベントで、コスプレ界の有名人も登場するみたいです。
興味のある方は、「Otakufest」のFacebookページから詳細をチェックしてみてくださいね!
1-1.日本語教材のお役立ちツール
私がおすすめする日本語教材は、国際交流基金の「エリンが挑戦 にほんごできます」
留学生のエリンが日本での生活を通して日本語を学ぶという、ドラマ形式でストーリーが進みます。
第1課~第25課までのスキットで、日本語の文法、発音、語彙、リスニング等が学べる、内容盛りだくさんのWEB教材です。
日本語、英語、スペイン語、ポルトガルと、中国語、韓国語、フランス語、インドネシア語、タイ語で見ることができるので、自分の語学の勉強にも使えて、とても便利です。
2.セブ島で、フィリピン人の若者たちと交流しよう!
アニメや漫画がきっかけで、日本語に興味を持ったフィリピン人の若い子たちは、日本人の友達を作りたいと思っています!
日本語を勉強したいフィリピン人や、日本語を教えたい日本人の交流の場を提供しているのが、JEEです。
セブ島の語学留学生は誰でも参加できるので、是非、行ってみてくださいね!
2-1. JEE(Japanese English Exchange in Cebu)って?
JEE(Japanese English Exchange in Cebu)は『TARGET校』の日本人マネージャーのメイソンさん(写真の方です)が主宰している言語交流会で、日本人とフィリピン人とのランゲージエクスチェンジの場が提供されています。
『TARGET校』の生徒さんだけでなく、いろんな語学学校から留学生が参加しているので、留学生同士の交流もできます!
日本語を教えるといっても、日本語教師等、プロの先生である必要は全くありません。
会話の糸口に、自分の好きなアニメと、相手が好きなアニメをトピックにしてみても、盛り上がると思います。
ちなみに、こちらは近日中に開催予定の言語交流会のお知らせです。
JEE主導のアクティビティーや教材に沿ってプログラムが進められて行くので、何を話せばいいのか分からない、どう日本語を教えたらいいのか分からない、会話の輪に入れないといった心配は無用です!
日本語の講師の方もいるので安心です。
「案ずるより産むがやすし」。
まずはお試しに参加してみませんか?
2-2. JEEの言語交流会、開催場所
会場はセブ市のお隣、マンダウエ市にある「GO GO CAFE」です。
大通のA.Sフォーチュナ通りから少し入った所にあります。
タクシー運転手には、「ジェイディーエヌ・ビルディング エーエスフォーチュナ パインツリー」と伝えればOKです。
こちらは「GO GO CAFE」のオーナーのモリタさん。
「GO GO CAFE」は開店に当たり、現地メディアでも大きく取り上げられた話題のカフェです。
セブ島での起業ストーリーが興味深いので、チャンスがあったらモリタさんに聞いてみてください。
2-3.お申込み方法
お申込みは、FB経由でできます。
まず、 JEE Facebookページを開いてみましょう。
イベントページの参加ボタンをクリックしたら、これで予約完了です。
「GO GO CAFE」でドリンクをオーダーしたあとは、思う存分、交流を楽しみましょう!
まとめ
セブ島留学中に、フィリピン人の友人を作りたい方、学校で習った英語を実践で使いたい、日本語を日本文化をフィリピン人に伝えたい方は是非、JEEの言語交流会に参加してみてください!
言語交流会は、各週の土曜日に開催されているので、留学中の週末アクティビティーとしても参加しやすいと思います。