【セブ島】ブルーノートの雰囲気が楽しめるライブハウスレストラン“Jazz’n Bluz”

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。
休暇でアメリカ・ニューヨーク滞在中に、こちらの記事を書いています!

カラオケ大好き、歌やダンスは小さい頃から生活の一部というラテンのノリで陽気な人が多いフィリピンではリズム感抜群のクオリティーの高いパフォーマンスが楽しめます!

セブ島では日本人女性の方が経営しているライブハウスレストランがあり、気軽に音楽の世界に浸ることができるます。

アメリカ・ニューヨークのマンハッタンにある老舗のジャズクラブ「ブルーノート」を意識しつつ、フィリピン人や日本人のお客さんがより楽しめるよう工夫が凝らされた素敵な“Jazz’n Bluz(ジャズンブルース)”。

今回の休暇を活かして、ニューヨークのブルーノートにも行ってみたので、その感想も一緒にお店をご紹介します。

1. 2003年から地元で愛され続けるJazz’n Bluz

フィリピンでは日本よりも洋楽が身近で、レストランやホテルでのバンドの生演奏を聴く機会が多くあり、音楽好きにとってたまらない環境!

私がジャズ音楽に興味を持ったのもフィリピンに来てからのことです。

観光で十数年前にセブ島に行った時に滞在先のホテルの目の前にあったJazz’n Bluzでの演奏を聴いたことがきっかけでした。

それまではジャズはちょっと敷居が高く感じていたので無縁の世界だったのですが、、セブ島の観光情報を探している時に地元の情報誌で「①日本人経営で②ブルーノートを意識したライブハウス」との触れ込みに惹かれて、Jazz’n Bluzへ思い切って行くことにしました。

土地勘のないセブ島で夜に出かけるとなると、まず一番に考えたのが安全。

今でこそ日系のレストランやバーが増えていますが、その当時日本人の方が経営しているお店というのは珍しかったんですね、、それだけでも初めてセブ島にやってきた私にとってはかなり心強く、安心感が感じられました。

2003年のオープンから今に至るまで、地元のフィリピン人の方や私を含めた(笑)日本人在住者のファンに愛されているお店です。

レストランやバーの入れ替わりが激しいセブ島で、お店を長く続けるのは大変なことも多いと思います、、オーナーのISHIKAWAさんにお話を伺ったところ、オープンから今に至るまでこのような変化があったとの事↓

「実際のところ ジャズのお店としてスタートしたのですが、2003年頃セブではあまりジャズが浸透しておらず、ビジネスとして難しく、ジャズのバンドとシンガーさんとバラエティーなもの(ポップス) を演奏出来るバンドが演奏してました。(1日2つのバンド)
しかしジャズを歌えるシンガーさんがいなくなりジャズバンドを維持するのは難しくなりました。
現在はジャズも出来るバンドですが、ジャズシンガーさんがいないので、音楽的にはポップスなどバラエティーなものになります。」

・・私がジャズをバリバリ歌えたら、、という夢はさておき、「ブルーノート」の雰囲気で美味しいお食事を頂きながらバンド演奏が楽しめる素敵なお店は、セブ島でここだけでしょう。

さて、何度か文中に出てきている「ブルーノート」、ニューヨークのマンハッタンにある老舗ジャズクラブのことなんですね~!

Jazz’n Bluzで生演奏を楽しむコツをつかんで、今回アメリカ旅行中に本場のブルーノートへ行ってみました!

2. Jazz’n Bluzが着想を得た老舗ジャズクラブ”ブルーノート” in NY

本店がニューヨークにあるブルーノート。

東京と名古屋に二店舗、以前はは大阪と福岡にも支店があって、日本での知名度も高い老舗のジャズクラブです。

Jazz’n Bluzでジャズの楽しさを知って12年、いつかはニューヨークのブルーノートに行ってみたい?という夢が叶えるべく、まずは情報収集から。

予約はブルーノートの公式サイトからできます。

日本人ガイドさん同行のツアー会社手配でも予約できますが、個人予約でトライしてみました。

夜間1人で出歩くのが不安だったのでブランチの時間帯の公演を予約、早目に出かけて周辺散策もしてみることにしました。

この日は天気が良く、近くのワシントンスクエア公園では犬の散歩やチェスを楽しんだり、家族連れで遊んだりするニューヨーカーの姿を見かけました。

アメリカらしい!ハーレーダビッドソンですね!
独特の爆音を響かせながら走り抜けた先に見える建物はニューヨーク大学です。

ブルーノートから歩くと結構距離がありますが、ワン・ワールドトレードセンターも大通りから綺麗に見えます。

こちらがブルーノートの入口です。グランドピアノのデザインがとってもお洒落です!

昼間の公演なのでそんなに人がいないかな、と思ったら大間違い、開店30分前にはエントランスに列ができていました。

1階部分

2階のお土産コーナー

ジャズ演奏

予約席に案内されてビックリ、ステージの真ん前、その距離僅か数十センチのド迫力の席です。

演奏開始の30分前の入店が推奨されていて、演奏までの時間に軽食や飲み物をオーダーするんですね。

せっかくなのでここのオリジナルカクテル、Blue Note Martiniを頼んでみました。

ジンベースかウォッカベースか選べますが、ジンの方をトライ。
ブレンドはluxardo、 Bitter Bianco, Peach Schnapps, Blue Butterfly Pea Flowersです。

透明感のあるスッキリとした飲み口で(アルコール度は強いですが)、テーブルやライトのブルー色にマッチしています。

演奏が始まるまでに見回すと、土曜のお昼の時間帯にも関わらずほぼ満席で、日本人のお客さんも数名ご来店でした。

グループは「Classic Soul & Motown Revue」です。

目の前での演奏でとてつもないパワーを感じました!本場はやはり凄かったです!

ブルーノートで披露された曲は70年代、80年代のもので客層も60代と見受けられる紳士や淑女たちが大半を占めていました。


知らない曲が演奏されるのは予想していたので、演奏前にステージに貼ってあった曲目の紙を写真に撮って後日復習することにしました。

ちなみにこの日のお会計はベース料金25ドルにカクテル16ドルと税金にチップの計50ドル。

物価が高いニューヨークにしては、かなり安く感じました。

3. Jazz’n Bluzでバンド演奏の楽しみ方

話をセブ島のJazz’n Bluzへ戻して、、(笑)

Jazz’n bluz はブルーノートのようにお食事も楽しめるライブハウスレストランです。

ダンスフロアーがあり、水曜日はダンスナイトです!

入場料は300ペソ(約650円)ですが、コンシューマブル(Consumable)制で、飲食物をオーダーして最低料金に達するまではその料金のまま、それを越えると追加料金として加算されるというお財布にやさしいシステムです。

ブルーノートの雰囲気を継承しつつも、フィリピン人や日本人のお客さんが楽しめる工夫が凝らされているJazz’n Bluzの特徴をまとめました。

3-1. 水曜日はダンスナイト

引用元:http://www.jazznbluz.com/

Jazz’n bluz はステージ前の空間がダンスホールになっていて、お食事を楽しみながら音楽を聴くのにステージとテーブルが丁度良い距離感があります!(ステージを見上げるのに首が痛くなる、なんてことはありません 笑)

演奏中はミュージックに合わせてお客さんも手拍子を打ったり、曲を口ずさんだりと、盛り上がりを見せます。

音楽を全身で表現したいタイプが多いフィリピンでは、カラオケでも周りが踊りだすことは多く、Jazz’n Bluzではそんな方が思いっきり楽しめるよう、水曜日はダンスナイト!

ダンスができない方も、ダンスインストラクターさんに手を引いてもらえば自然にクルクルと回れるので是非トライしてみてくださいね。(インストラクターさんには150ペソ~200ペソほどチップを渡すのをお忘れなく。)

3-2. 美味しいお食事&カクテル等アルコールも充実

Jazz’n Bluzは美味しいお食事とアルコール類が充実しています。
(ノンアルコールのドリンクもあります)

お食事は洋食メインで、日本人経営なだけあり、どれを注文しても美味しいですよ!

Jazz’n Bluzさん提供

ブルーノートでは演奏開始前までに全員席についていて途中入場は難しそうな雰囲気なのですが、Jazz’n Bluzは営業時間いつでも入店OKです!

※店内は禁煙です。
喫煙は外に椅子、テーブルがあるのでそちらでお願いしています。

午後6時開店、バンド演奏は午後9:15~です。

音楽をじっくり聴きたい方も、お食事を楽しみたい方も、都合の良い時間に気軽に立ち寄ることができます。

6時から8時はハッピーアワー!

ハッピーアワー対象のお飲み物がなんと50%オフでお楽しみいただけます!

3-3. 日本の歌をリクエストできる(!?)

Jazz’n Bluzでは、日本の曲も演奏してもらえることがあります。
※日本の曲が歌えるシンガーさん限定となります。

英語の曲もネイティブと変わらない見事な発音なのですが、日本の曲も本当に綺麗な日本語で歌ってもらえますよ!

通な人は演奏前や演奏の合間にリクエストを書いた紙を渡したりしているのですが、結構色んな日本の曲に対応してもらえます。

やはり、知っている曲があると格段に楽しめますね♫

まとめ

セブ島でブルーノートの雰囲気が楽しめるライブハウスレストラン ”Jazz’n Bluz ”

フィリピンのローカル価格よりはやや高めの値段設定で上質な客層が集まる雰囲気の良いお店です。

演奏前に各曲の紹介が英語であるのですが、それが聞き取れるようになったらリスニングはかなり上級レベルです。

NYのブルーノートでもそうですが、演奏者の方が観客に向かって英語でジョークを飛ばしたり、質問を投げかけたりする場面があるので、その時にパッと英語理解ができるとワンランク上の楽しみ方ができますよ!

Jazz’n Bluz(ジャズンブルース)
【住所】1 Paseo Saturnino, Maria Luisa Road, Banilad
【営業時間】月曜定休日 午後6時開店、バンド演奏は午後9:15~ 午前1時閉店
【電話番号】032-328-1175 0915-502-2219
【ウェブサイト】http://www.jazznbluz.com/

Author: 阿部 桂子

セブイングリッシュのお客様&経理担当
2006年からフィリピン在住
フィリピン大学セブ校マスコミ科を卒業