こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュ学校視察担当のCaryn(キャリン)です。
今回わたしは、IELTSをはじめ資格対策コースにも定評があるEnglish Fella 1(学校の規則:標準)とその姉妹校であるEnglish Fella 2(学校の規則:スパルタ)の両方を視察してきました!
1キャンパスはどちらかと言えば入門で初めての人でも資格対策に取り組みやすく、2キャンパスはより厳しめに資格対策ができる印象です。
まずはEnglish Fella 1の様子を紹介したいと思います。
1.学校について
English Fella 1キャンパスは2006年に設立された韓国系の語学学校で、現在設立から11年、セブ島の語学学校の中では歴史のある学校です。
学校の場所はセブ市の北のタランバンという自然に囲まれた静かな場所で、この地域には現地の大学や他にも語学学校があり、北部学園エリアとも呼ばれます。
空港からは約30分、セブ市中心地より6kmほどの場所に位置し、セブのダウンタウンとは反対側で治安も良好と言えそうです。
学校にはヤシの木やプールがあるリゾート型キャンパスで、学校設立時に学校向けに設計されました。
教室棟と寮が敷地内にあり、移動が便利なのと、敷地ど真ん中にプールがあり、南国リゾートのような雰囲気を感じられる造りとなっています。
また24時間セキュリティースタッフが稼働していて、不審者はブロックされるので安心して滞在できるでしょう。
学校には日本人、台湾人、韓国人のスタッフが在籍しています。
今回、日本人スタッフのAnnaさん(写真右)に学校を案内してもらいました。
講義棟を入るとインフォメーションボードがありここで必要な情報をチェックできます。
その他学校施設の中をご紹介します。
学校にはナースがいて、体調不良の際に相談できるようになっています。
こちらに風邪諸症状の薬の用意があるそうです。
学校の中にヤシの木がありました。
安全のため、頭の上に落っこちてケガをしないように定期的にヤシの実をとるようにしているそうですが、これを実は生徒さんがお待ちかね!
なぜかというと、その時にココナッツウォーターを飲むのが定番になっているためです。(羨ましい)
なお、訪問時(2017年10月)の国籍比率については、日本人30%、台湾人43%、韓国人23%、中国人4%でした。
2017年通年では日本人40%、台湾人30%、韓国人25%、中国5%、その他若干ベトナム、サウジアラビアという感じです。
2.English Fella 1のおすすめポイント
2-1.IELTS他資格に強い!目的に合わせた多様なコース
2-2.質の高い各科目専門の教師から学べる
2-3.学校規則が選べる
2-4.Zumbaアクティビティ実施
2-5.帰国者オリエンテーションの実施
2-1.IELTS他資格に強い!目的に合わせた多様なコース
English Fella 1にはたくさんのコースがあります。
一般英語コースから、ビジネスコース、TOIEC対策、TOELF対策、IELTS対策、あと親子留学コースもあるので、ご自身の目標に合わせて選択できるのがメリットです。
English Fellaの強みはなんといってもIELTS!
姉妹校のEnglish Fella 2キャンパスに2017年の3月、IELTSのレビューセンターがオープンしました。
こちらには25年間IELTSの公式試験管をしていて出題傾向を熟知したアイルランド出身の先生がいて、English Fella 1キャンパス、2キャンパス併せて最新の情報が入ってくるのでIELTS対策をしたい人にはもってこいの学校です。
日本ではTOEICが主流ですが、大学生を中心にIELTSも流行ってきています。
それは、国によりますが欧米諸国大学への留学、また移住や就職にスコアが必要になるからです。
わたしがオーストラリアにいた時の友人で、現地で働きたい人、永住希望の人は時間があればIELTSの勉強をしていました。
また、TOEICやTOEFLについても、資料を豊富に取り揃えていて、一般英語(文法、読、話、聞)をマスターした先生が教えてくれるので、TOEIC、TOEFL対策にもおすすめです。
TOEFLはネットベースで学習を進めていくので、ノートパソコンを持っていきましょう。
以前IELTSコースやビジネスコースは一定のレベルに達していないとコースを選択できなかったのですが、現在はどのレベルの人でもそのコースを選択できるようになりました。
レベルに合わせて教材も用意があります。
選べる7コースはこちら
一般英語コース(初級~前上級者向け)
-ESL-4コース(マンツーマン4、グループ2、ネイティブグループ1、オプショナル1)
もしくは
-ESL-6コース(マンツーマン6、ネイティブグループ1、オプショナル1)
から選べます。
日本からの生徒さんにはマンツーマン授業の多いELS-6コースです。
アカデミック英語コース(中級者以上)
日本人が苦手なスピーキングと文章作成(ライティング)を強化していきます。
マンツーマン4、グループ1、オプショナル1
試験対策準備コース(初級~中級者向け)
-TOEFL+ESLコース
-TOEIC+ESLコース
両方ともマンツーマン4(一般英語2、各資格対策2)、グループ2、ネイティブグループ1、オプショナル1
TOEFL対策コース(中級者以上)
TOEFL対策マンツーマン4、グループ2、ネイティブグループ1、オプショナル1
IELTSフルタイムコース(初級~前上級者向け)
IELTS対策マンツーマン4、グループ3(小グループ2、大グループ1)、オプショナル1
グループクラスではIELTS文法、単語対策やBBCニュースから英語を学びます。
ビジネス英語コース(中級者以上)
ビジネス対策マンツーマン4、グループ2、ネイティブグループ1、オプショナル1
グループクラスでは数値、計算、図表、プレゼンテーション、ネイティブグループクラスではディベートをします。
親子留学コース(初級~上級者向け)
6歳~中学生まで、保護者の方と一緒に留学するコースがあります。
(なお高校生~は一般の英語コースをご利用ください。)
-ジュニアコース(マンツーマン6)
-保護者コース(マンツーマン4)
いずれも英語の基礎から学べます。
2-2.質の高い各科目専門の教師から学べる
English Fellaの先生は各科目のスペシャリストです。
では他の学校とどう違うかというと、多くの語学学校の先生は、1人の先生が多数の科目、各種テキストを使って教えますが、English Fellaは文法の先生は1日中文法を教えるので、その科目とテキストを熟知しています。
先生は、Grammar(文法)、Reading(読)、Listening(聞)、Speaking(話)で分かれています。
その為、担当科目に関する経験値も高いといえます。
せっかく留学するなら、各科目ごとに経験のある先生のもと勉強できるのが理想ですよね。
また、月に2回土曜日の午前中の時間を使い、全講師のトレーニングし、講師教育にも力を入れています。
講師陣のモチベーション維持にも工夫があって、年に1回、成績のよかった先生数名に国内または海外旅行がプレゼントされるのです。
それは先生の出勤率、生徒の出席率、先生の毎月のテストの結果、勤続年数、あと生徒さんからのアンケートも反映され、総合的に評価されます。
私たち日本人にとって今では気軽に海外旅行に行けますが、フィリピンではその限りではありません。
先生たちも、このような制度があることで、教えることに最大限チカラを発揮できるのではないかと思います。
また講師は4年生大学の卒業者を採用していて、全員正規採用としています。
日本の大学生の春休み、夏休みの繁忙期にあわせて臨時職員を採用しないので、いつのタイミングで留学しても、教えることに長けた先生から学べるのもメリット。
ちなみに1キャンパスも2キャンパスも同じトレーニングを受けた先生が教えるので、先生の質の差はキャンパス間ではありません。
2-3.学校規則が選べる
今まで姉妹校のEnglish Fella 2キャンパスがスパルタ校でEnglish Fella 1は規則が標準でしたが、現在は日本人生徒のニーズに合わせて、標準規則よりも厳しく、スパルタ規則よりもやや緩和された、J-スパルタという規則も選べるようになっています。
まずは標準的なEnglish Fella 1の規則がこちら
平日17時迄は外出禁止
そのあとは外出可能
門限:翌日授業がある日22時、翌日授業がない日:26時
そのため、門限はありますが毎日学校の外に出ることができます。
習った英語を学校外でアウトプットでき、生活レベルで英語を使えるチャンスがセブあるので、買い物やレストランなど、店員さんと話したり、習った英語で食べ物を実際にオーダーしてみるのもいい練習になると思います。
J-スパルタとは
水曜日、金曜日は17時から22時で外出可能
その他の平日の外出は禁止
それは月・火・木曜日に出席必須の義務自習時間があるからです。
また単語テスト(水、金曜日は任意)を受けられます。
ただし、月、火、木曜日にそれを休めば、罰金300ペソ/回となります。
(学校のイベントに参加するか課題をこなすことでお金を払わなくても解消できる制度があるそうです。)
標準規則が向くかJ-スパルタが向くかはご自身次第ですが、もしきっちり勉強習慣を身に着けたい方は、J-スパルタ規定のように勉強しなければならない環境に身を置かれても良いかと思います。
完全なスパルタ式でもなく、平日半分は勉強、半分は外出も可能なので、そこまでストレスを感じず、勉強も楽しみもある制度は日本人をはじめ、各国の留学生から大変人気があります。
ちなみにJ-スパルタの生徒さんには自習室の固定席が与えられます。
もちろん一般規則の生徒さんにも自習室はあります。(自由席です。)
2-4.Zumbaアクティビティ実施
English Fella 1にはジムがあり、運動したり、卓球したりできます。
そのジムで毎週月曜日と木曜日の17時から18時の1時間、Zumbaのダンスエクササイズに参加できます。
日ごろ運動する機会はなく、勉強ばっかりしてなんとなくカラダが重い、、と感じる方いると思います。
そんな時に思い切って参加してみてください。
ダンスなんて無理!と心配する必要はありません。
前で踊るインストラクターの先生の動きをマネしているだけでいいんです。
(最近、日本にいる私の母もはじめたみたいでハマっているそうです。)
たくさん汗をかくのになんだか楽しくて、リフレッシュした気分になれるZumba、おススメです!
また、屋外にはプールも半面のバスケットゴールもあります。
運動している際にお手洗いに行きたくなっても、外にトイレットペーパーが備え付けられたお手洗いがあるので、わざわざ部屋に戻ったり、トイレットペーパーを持ってこなくてもいいのが嬉しいです。
2-5.帰国者オリエンテーションの実施
どの学校にも入学者オリエンテーションはあると思いますが、帰国の時にもオリエンテーションがあるのがEnglish Fellaの特徴。
帰国の1週間前に対象の生徒さんが招集され、飛行機の便名、ビザのチェックやセブから国際線に乗るときに現金で用意する必要がある出国税の説明、その他帰国に対する必要な情報をこのタイミングで聞いておけます。
ほとんどの国では航空券を買ったらそれに空港税は含まれるのですが、セブではそれを空港で支払う必要があります。
それをすっかり忘れていると、手持ちのお金がなく出国がスムーズに進みません。
(クレジットカードも使えなかったような、、)
こういう情報を帰国前に確認しておくことで、帰国トラブルから回避できます。
また、帰国前にフィリピン内を旅行した場合に、ビザ延長が必要な場合は代行してもらえるとのことです。
自分で全部済ませるとなると、確かにわからないことが多いです。
そのサポートがあるのとないのとでは全然ちがいますよね。
ちなみに入学の際にはウェルカムセットを用意しているそうです。(トイレットペーパー、歯ブラシ、水、カップラーメン、シャンプーリンス)
トイレットペーパーを自分で用意する必要がありますが、セブについたその日の分はあると本当に嬉しい。(買うの忘れたらお手洗いにいけなくなっちゃうので。)
3.学校生活について
3-1.周辺環境
3-2.学生寮とWifiについて
3-3.学校内売店の様子、食堂のご案内
3-4.学校イベント
3-1.周辺環境
English Fella 1の周辺には中規模のショッピングセンターのガイサノグランドモールやスーパーマーケット、コンビニなどがあります。
先日私は、学校のあるタランバン地区を視察してきたので、“C2, English Fella 1, English Fella 2の周辺、セブ市北部タランバンを視察!”の記事をぜひチェックしてみてください。
3-2.学生寮とWifiについて
学生寮は敷地内にあります。
まずは2人部屋のご紹介。
こちらは3階建ての建物です。
他のお部屋はこちら。(1人部屋B)
こちらには1ユニットに3部屋あり、その中にある1人部屋。
そのユニットに住む方でバスルームと写真のラウンジをシェアします。
共有のラウンジがあるのでほかの生徒さんと仲良くなれるチャンスかもしれません。
学校設立時から11年経過し、建物はそんなに新しいというわけではありませんが、シャワーヘッドを新しく変え、水圧も水温も改善されていて、かなり快適に使えそうです。
敷地内に洗濯機コーナーがあり、こちらを自由に使うことができます。
ちなみにWifiはお部屋では使えないそうです。
Wifiが入るのはプールサイドとカフェテリアで、講義棟、自習室については入らないそうです。
必要に応じてプールサイドに移動するか、携帯式Wifiの購入、シムフリーの携帯であればシム購入などでカバーすると良いでしょう。
3-3.学校内売店とカフェの様子、食堂のご案内
学校内には売店があり、スナックやお土産などの取り扱いもありました。
こちらに併設してEnglish Fellaのカフェがあります、その名はCaffella!
コーヒーマシーンもあり、カップも学校オリジナルでおしゃれ!(取材日以降、わたし今でも愛用しています。笑)
おいしいコーヒーはもちろん、フルーツのシェイクなどもオーダーできます。
次に食堂のご案内。
ここか、外のテラスで食事をとることができます。
365日、毎日3食手作りご飯が食べられます。
多国籍な生徒のニーズに応えるため、和食をはじめ、韓国料理、台湾料理、フィリピン料理を用意してくれます。
こちらが今回わたしがいただいたランチ!
バイキング形式になっていて、この日はカレーでした。
韓国資本の学校ですが、全体的に日本人にも親しまれる味付けになっています。
朝食については週に4回は洋食のメニュー。
パンやシリアル、フルーツなどがでます。
3-4.学校イベント
勉強だけではありません、学校イベントにも参加できます。
毎週第3金曜日に”Fun Friday”という学校内のイベントがあります。
プレゼンテーション大会やエッセイコンテストをしたり、偶数月には焼肉パーティも!
そして学校外に出るイベントはこちら。
毎月第1土曜日は離島の綺麗な海に行くアイランドホッピング、第2土曜日は先生がガイドを務めるセブのシティーツアー(有料)に参加でき、セブの名所を巡った後に夜景の綺麗なレストランでディナーを済ませます。
(高台にあるレストランはタクシーだとメーターではなく交渉ベースになるし、食事の間にタクシーに待っていてもらわないと、バイクタクシーで帰るはめになりますが、こちらは大人数乗りの車でいけるので楽チン。)
そして、第3土曜日はボランティア活動。
毎月週ごとにイベントが決まっているので予定が決めやすそうです。
ボランティア活動として、貧困層の子どもたちが暮らす施設に、先生もしくはスタッフの引率のもと訪問します。
参加費は500ペソ、日本円で1100円程度でしょうか。
この参加費からお菓子などを用意して子どもたちに楽しんでもらい、参加する生徒さんも普段学習した英語を使って子どもたちと交流できる良い機会になるでしょう。
日本ではお菓子でもなんでも今では簡単に手に入りますが、フィリピンの一部ではまだ貧困でお菓子なんて贅沢品、食事でさえまともに食べられないなんて驚くことでもないほどです。
それゆえ、セブの街ではやせ細った子どもをよく見かけます。
食べ物に限ったことでもありません、洋服だって欲しくても買えないのです。
なので、もし帰国直前に施設に行くことがあれば、ぜひいらなくなった衣類などを持っていってあげましょう。
このボランティア活動を通して、そういう環境に生まれ育った子どもたちの生活の一瞬をともに楽しみ、お互いに思い出に残る時間になれば、それは語学留学プラスαの貴重な体験になるはずです。
ぜひ積極的に参加してみましょう。(ボランティア参加証を発行しています。)
4.留学費用について
落ち着いた環境の中で各科目を教えることに慣れている先生から学べるEnglish Fella 1校。
卒業生からの評判も概ね安定していて、質の高さがうかがえます。
近年、3月4月の時点で夏季のお部屋が埋まったとのことで、日本の大学生の夏休みだけでなく、日本より少し早めの台湾の大学生の夏休み期間にあたる時期に留学希望の方は、お早めにお問い合わせいただくことをおすすめします。
詳しい留学費用についてはこちらよりEnglish Fella 1校留学費用をご確認ください。