留学再開に向けたフィリピン語学学校のコロナ対策

こんにちはセブ島にオフィスを構える留学エージェント・セブイングリッシュです

新型コロナの影響で留学したい人たちが渡航ができず、フィリピン側も留学生を受け入れることができなくなり早10か月が経ちます。

フィリピン・セブ島の英語学校にとっても非常に厳しい時期です。
しかし、多くの学校では教える能力が高い講師陣を活かしてオンライン英会話の提供をしたり、校内の設備を整えたりしながコロナ後の受け入れ再開に向けて準備を進めています。

今回は、フィリピンの各学校が留学再開後すぐに安心して滞在していただけるように対策を検討しているのでいくつか紹介します。

再開後のコロナ感染対策例

再開直後は講師や他生徒との距離が十分にとれるような受入体制にして、徐々に通常時に戻していく等の方針を打ち出している学校があります。
現在何も情報を発信していない学校もおそらくこのような対策は考えていると思われます。

寮の滞在人数を制限

1人部屋の滞在を基本としながら、場合によっては2人部屋等も提供して再開。
また、複数人部屋の場合には同じタイミングで入学した生徒で固めるなど、徐々に3人部屋や4人部屋などの数を増やしながら通常時に戻していくことを検討している学校があります。

教室を一部変更

フィリピン留学の強みの一つは「マンツーマン授業」です。
これまでのマンツーマン授業の教室は講師と生徒との距離が近いものでしたが、当面の間は1.5m程度の距離を開けて行ったり、アクリル板で仕切ったりなどの対策がとられると思います。
また、フェイスシールドを着けるなど飛沫対策を検討している学校もあります。

グループ授業は4~8人、学校によってはそれ以上の人数の授業がある学校もありますが、いずれにしても狭い空間に複数人が集まるため、当面の間は4人などの少人数に切り替え、かつ間隔を空けた席の配置、または部屋でオンライン受講するような対策が考えられます。

毎月行われるレベルチェックテストもオンラインで行なう予定の学校があります。

↓↓↓ 今までのマンツーマン授業の教室の例

↓↓↓ 再開後の例(検討段階)

体温チェックは日常に?

学校建物入口には警備員がセキリュティチェックをしています。
再開後は当面の間、外出から帰ってきたときには検温が必要になるかもしれません。

検温の結果次第では、病院に行くように求めるか、一人部屋への隔離をすることを検討している学校もあります。

日本でも一部のお店では入店時の検温が必須ですね。

現在、フィリピンの街中の全てのお店(飲食店、マッサージ屋、銀行など)では検温やアルコール消毒が求められます。

↓↓↓今まで以上に衛生面に気を遣うセブ市内のマッサージ屋

食堂内に仕切り?

現在、フィリピンの飲食店では定員の半分程度までしか店内飲食ができない決まりがあり、隣席との間はアクリル板等で仕切られています。
語学学校の食堂でも同じような対策が行われる可能性が高いです。

↓↓↓セブ市内レストランのアクリル板の仕切りの例

さいごに

2021年1月現在、留学再開後の対策を打ち出している学校もありますが留学再開の日程が確定しているわけではありません。

あくまでも現時点においての今後の方針として捉えていただければと思います。

また、このような学校の対策内容は今後のフィリピン政府の指示で変更される可能性があります。

セブ島では現時点では感染者数はかなり落ち着いてきています。

2020年3月から日本よりも遥かに厳しい外出制限や交通機関の規制、マスク等の着用義務が行われてきましたが、この数か月は感染者数が以前ほど増えなくなっていることから地元の人達の気が緩んできているのを感じます。

役人の監視が厳しいセブシティ等ではマスクやフェイスシールドをしているものの、郊外に行くと法律に違反してマスクをせずに出歩いていたり、人が密集しているのを見かけることがあります。

↓↓↓セブのビーチリゾートエリアで見かけたバレーボール大会(2020年10月)

人々の気は緩んできているものの、日本等の高緯度の国のような厳しい冬がないせいか、新規感染者数が以前より少ない日が続いていて、フィリピン入国ができる外国人の範囲も徐々に広がってきている状況です。
(2021年1月になって再度、日本等の感染が急拡大してる国からの受入が厳しくなりました。)

まだ、留学を検討するには厳しい状況が続きますが、以前のように早く留学ができるようになることを願っています。

Author: セブイングリッシュ

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