こんにちは。
セブイングリッシュ代表の小出です。
2023年3月上旬にセブ島セブシティ郊外の「CELLA Uniキャンパス」と、セブシティ中心の便利なエリアに移転・準備中の「CELLA プレミアムキャンパス」を訪問してきました。
今回、案内してくれた日本語が堪能な韓国人職員Kei ケイさんです。(向かって左)
CELLA UNI セラ・ユニ・キャンパス
最初に「CELLA UNI セラ・ユニ・キャンパス」から紹介します。
こちらは学校入口付近です。
ソファが並んでいて、無料Wifiが利用できます。
学校や学生寮は、同じ建物の2階より上にあって、1階にはカフェや銀行などの店舗が入っています。
こちらが1階にあるカフェです。
後程、詳しく書きますが、教室や寮の各部屋ではWifiが利用できないので、屋上の休憩スペースや自習室、1階の入り口付近のソファ、そして、飲み物は有料になりますが、こちらのカフェでインターネットをご利用いただくようになります。
1階から2階に上がる階段前にはガードマンがいて安心感があります。
2階にあがるとすぐに職員室があります。
今回、ご案内いただいた日本語堪能な韓国人職員Keiさんは、Uniキャンパスで仕事をしているときは、この部屋にいることが多いようです。
ただ、プレミアムキャンパスでも仕事をしていることが多いそうなので、常に、この部屋にいるということではないようです。
職員室の外には掲示板がありました。
CELLA Uniキャンパスは、どちらかというと門限などの規則が厳しめの学校です。
この日も、門限を破ってしまった生徒へのペナルティが掲示されていました。
また、週末アクティビティの案内も貼られていました。
例えば、ジンベエザメの群れと一緒に泳いだり、離島に行ったり滝を見に行く盛りだくさんの1日ツアーは朝食、ランチ付きで3,500ペソ(約8,750円)と出ていました。
このツアーは大型校の「EV Academy」と共同で催行しているらしく、定員割れを起こすことはまずないそうです。
続いて教室部分を案内してもらいました。
教室は建物の上層階にあります。
これらはマンツーマン授業の教室です。
白い壁で密閉された教室と、透明で外から中が見やすくなっているタイプの教室がありました。
透明なタイプでも、それなりの遮音性がありそうだったので周りの音は、さほど気にならないと思います。
こちらはグループ授業の教室です。
ネイティブ講師のグループ授業も行われていました。
こちらの部屋はオリエンテーションやレベルテストで利用しているそうです。
こちらは先生や教材などを管理しているお部屋です。
生徒さん達は、2階の職員室に行く用事のほうが多いらしいので、ここはそんなには利用しないかもです。
こちらが1人部屋です。
近年、セブ島の語学学校の設備が良くなっていく中では、かなり簡素なほうだと思います。
換気ができる窓は小さ目です。
良い点としては、フィリピンでは音が煩い窓枠につけるタイプのエアコンを使っている学校が多いのですが、この学校だと日本と同じような室外機が屋外にあるタイプで、比較的、煩くないです。
こちらは4人部屋です。
1人部屋と比べると、窓がかなり大きくなります。
ただ、正直、お部屋は狭めです。
この後に紹介するプレミアムキャンパスのほうが複数人部屋でも、広く感じます。
こちらのお部屋も良い点としては日本と同じようなエアコンがついています。
生徒1人1人にロッカーが割り当てられます。
この部屋の場合は4人部屋ですが、3人分しかなかったので、1人は布製のロッカーになるそうです。
ロッカーに鍵はかからないので、貴重品は自分のスーツケースに鍵をかけて管理するようになります。
また、ドライヤーや電気ケトルなどの備品もないので、必要に応じて購入するようになります。
留学初日にオリエンテーションやレベルテストの後に、両替や日用品購入の時間があるので、その際に必要なものを揃えるようにしてください。
それと、寮の各部屋ではWifiが利用できないので、ご注意ください。
寮の共用スペースには電子レンジがあるのでご利用ください。
こちらは屋上にあるジムです。
屋根はありますが、窓がないので風が吹き込んできて涼しいです。
こちらはジムの隣の休憩スペースです。
この付近はWifiが繋がるので、放課後などは利用されている方が多いそうです。
屋上からの眺めです。
セブシティでも外れのほうの為、この付近は背の高い建物はあまりありません。
訪問したのは午前11時くらいでしたが、目の前の通りの交通量が多いのがわかると思います。
この道は、セブシティ北部に抜ける主要な道路の為、混みやすいです。
特に夕方はかなり渋滞しています。
こちらが食堂です。
CELLAでは、平日3食と、土日祝日はブランチと夕食の2食が提供されています。
この後に紹介するプレミアムキャンパスのほうでは、サラダなどの簡単なものだけを作っていて、多くの料理は、このUNIキャンパスで作って車で運んでいるそうです。
このテーブルに置かれた料理は、プレミアムキャンパスに運ばれる前のものだそうです。
こちらは洗濯室です。
月~金曜日に決められた時間内に洗濯物を出すことができてスタッフが洗ってくれます。
大体、1日くらいでできるそうです。
ただ、洗剤が強かったり、日本のようには繊細ではないので、高価な衣類は持参しないか、ご自身で寮の部屋で手洗いするほうが無難です。
学校建物前の通りの様子です。
御前11時頃で、渋滞するような時間帯ではありませんが、かなり交通量が多いです。
夕方は渋滞するエリアなので、排気ガスが気になる人はいるかもしれません。
CELLA UNIキャンパスのまとめ
CELLA UNIキャンパスは、門限などの規則が一般的な語学学校に比べるとやや厳しめです。
あまり他の学校ではやっていない客室乗務員コースや、英語の教授法を勉強するTESOLコースがあるので、そういったコースを学ばれる方にお勧めです。
設備はセブ島の語学学校の中では標準的なレベルで、どちらかというと簡素なほうに感じます。
寮の各部屋ではWifiが利用できず、屋上などの共用スペースでのみ使えます。
目の前の道の交通量はかなり多いです。
CELLAのプレミアムキャンパスのほうは、Wifiは共用スペースのみしか使えないのは同じですが、基本設備が良くなり、大通りから1本だけ奥に入るので、若干、渋滞による排ガスなどは、UNIキャンパスに比べると良くなるかもしれません。
その分、値段が高くなるので、値段や留学期間を考慮しながら検討されると良いと思います。
CELLA Premium セラ・プレミアム・キャンパス
続いて、CELLA Premiumの紹介をします。
こちらは、コロナ前と場所が変わり、2023年3月時点では、移転はしたものの工事中のところが多かったです。
工事中の場所が多いものの、韓国からの留学生がすでに滞在していました。
プレミアムキャンパスの入口です。
この建物は、コロナ前まではホテルとして使われていました。
1階には、飲食店やATMがあります。
飲食店ではCELLAの学生証を見せると割引があるそうです。
こちらは学校前の通りです。
CELLA UNIキャンパスの前よりは交通量は若干少なくなりますが、この道もかなり車が通ります。
また、右側に50メートルほど進んでいくと大通りの交差点があり、そこはいつも渋滞しています。
その交差点近くに、セブで一番大きな日本食材店やコンビニがあります。
空気などは町中の交通量が多いエリアなのであまり良くないのですが、利便性を重視される場合には選択肢に入ってくると思います。
学校建物入口にはガードマンがいます。
このエリアには学生向けの売店と休憩所が作られる予定とのことでした。
この記事冒頭にも載せた韓国人職員Keiさんとの写真は、ここで撮影しました。
入口を抜けるとスイミングプールがあります。
高い塀で囲まれているので、周りを気にせずに遊べると思います。
浅いところで90cmほどですが、徐々に深くなっていき、逆側は180cmくらいの深さがあります。
親子留学のお子様などは子供だけで入らないように十分に注意してください。
私が見学した時は、プールの周りにスタッフはいませんでした。
親御様がちゃんと見ている必要があります。
階を上がっていくと、食堂があります。
サラダなどの簡単な料理は、このプレミアムキャンパスのキッチンで作っていますが、メインディッシュなどはUniキャンパスで作ったものを運んでいるそうです。
食堂から見える景色です。
目の前の通りを左側に進んでいくと塀で囲まれた高級住宅街があります。
オリエンテーションやレベルテストの部屋なども見せて貰いましたが、まだ工事中で、今後、大分変っていくと思います。
続いて寮のお部屋です。
こちらは1人部屋、2人部屋です。
ベッドが2台ありますが、1人で申し込んだ場合には1人利用になります。
基本設備は、Uniキャンパスよりも良くなります。
また、通りと反対側に面した部屋が多く、音なども気になりませんでした。
こちらは4人部屋です。
Uniキャンパスの4人部屋よりも広めです。
通りに面している部屋も多く、道からの音はそれなりに入ってきます。
どのお部屋も個性的な絵が壁などに描かれています。
これは以前、ホテルとして利用されていたときのデザインらしく、今後も変わる予定はないそうです。
職員室です。
この部屋も、まだ準備中な感じはありました。
マンツーマン授業のお部屋です。
この日は、韓国人の中学生くらいの子供達が授業をうけていました。
今後、大人の生徒も増えてくるそうです。
グループ授業のお部屋です。
こちらも、生徒が増えていくのにともなって利用される時間が増えていく見込みのようです。
学校建物の裏には、レストランやバー、マッサージショップがあります。
こちらも同じ敷地内で、ガードマンがいて夜中まで安全に利用できます。
CELLA Premium セラ・プレミアム・キャンパスのまとめ
セラ・プレミアムキャンパスは、UNIキャンパスに比べると、建物の基本設備が良く、セブシティの中でも特に便利な場所にあります。
懸念点としては、利便性の代わりに交通量が多い交差点近くなります。
また、設備面では、寮の各部屋ではWifiが利用できない点が、気になる人もいるかもしれません。
CELLAは韓国資本の学校ですが、他の韓国資本の学校と同じように、近年、設備なども良くなっていて、日本人生徒の比率が上がっています。
プレミアムキャンパスはまだ、準備中だったので少数の韓国人生徒しかいませんでしたが、UNIキャンパスのほうは、3割前後が日本人だったので、同じように増えていくと推測します。
それでも、日系の語学学校に比べると、韓国人などの他の国籍の生徒も多いと思います。