2022年にフィリピン留学・セブ島留学を検討中の方へお知らせです。
2021年11月末現在、フィリピン全土の新規感染者は1日1,000人を切る日が続き徐々に収まりを見せてきています。
フィリピンへの留学生の国籍で多かった日本や台湾を感染者数が少ないグリーン国に指定、ワクチン接種済みの観光客を隔離なしで受け入れることを発表するなど、やっと留学再開の兆しが見え始めています。
※その後、オミクロン株の懸念から一時停止が発表されました。
現地の活況もだんだん戻ってきており、このままコロナ以前のような生活が戻ってくることを待ち望んでいます。
フィリピン留学再開にあたって留学準備のポイント
多くの学校が集まっているセブ島・セブシティでは「MGCQ」が続いたのち「GCQ」という規制に移行し数か月間が経ち感染者数も格段に減少しています。
参考:フィリピン各地の規制
1.ECQ(最も厳しい制限)→対象地域なし
2.MECQ(少しだけ緩和された厳しい制限)→対象地域なし
3.GCQ(かなり厳しい制限)→セブシティ近辺、マニラ首都圏
4.MGCQ(比較的緩やかな制限)→その他の地域
フィリピン政府は「MGCQ」の段階で語学学校の営業を許可しています。
しかし、この規制のクリアだけでは学校は再開はできません。
日本や台湾など国外からの留学生(観光客)へのフィリピン入国制限が解除されることが何より重要なポイントです。
この入国規制解除が留学再開(語学学校再開)の必須条件です。
また、留学後の帰国時の数日間の隔離などの制限も日本や各国で撤廃されなければ留学に二の足を踏む人も多いでしょう。
それでは2022年のフィリピン留学検討される方は以下の4つのポイントをおさえておきましょう。
これらの総合的な判断は難しいと思いますので、セブイングリッシュまでお気軽にお問合せ・ご相談ください。
1.語学学校の返金規定
語学学校によって「返金規約」は様々です。
新型コロナウィルスの収束で留学できるようになっても、再流行することを見据え、特に返金規約の改定が行なわれることは予想がつきます。
今回の不測の事態においても返金対応をスムーズにおこなった学校を選びましょう。
各学校の規約については留学お申込フォームのページで確認できますが、すべての学校の規約に目を通すのは骨が折れる作業です。
そのようなときはセブイングリッシュへ学校の希望条件(勉強したい内容、立地など)も合わせてお問合せ・ご相談ください。
2020年3月にフィリピンの学校が一斉休校した際、返金規定が一般的な範疇の学校、返金手続きがスムーズに行われた学校、留学中に帰国を余儀なくされた生徒達の航空券予約(但し航空券代は生徒負担)や空港移動等をサポートしていた学校を中心にご提案いたします。
新型コロナウィルス騒動以降、弊社セブイングリッシュは学校が返金に応じたケースでは留学費用全てそのまま留学生に速やかに返金していますのでご安心ください。※銀行振込手数料は除く(一部の悪質な留学エージェントでは独自のキャンセル料を加算して返金しているケースや、返金手続きが遅延しているようなのでご注意ください。)
留学のキャンセルにはタイミングによって以下のケースが想定されます。
留学出発前キャンセル
新型コロナウィルス感染拡大以前は、『申込後に留学費用を振込した後はキャンセル料が発生する』学校がほとんどでした。
しかし、新型コロナウィルスの影響によって渡航可否が不安定になったことを受けて、『渡航前のキャンセルについては一時的にキャンセル料がかからない』学校が増えています。
- ①渡航前に学校が休校されてしまったケース
- →ごく一部の語学学校を除き『全額返金』されます。
- ②渡航前に自己都合でキャンセルするケース
- ※学校が営業(再開)している「通常時」の場合
- →「通常の返金規定が適用」される学校と、コロナ騒動以降「一時的に全額返金」にしている学校があります。
キャンセル料がかかる学校の場合、渡航までの日数によってキャンセル料が変動します。少なくとも『入学金』の額がキャンセル料となる場合が多いです。
留学開始後のキャンセル
- ③無事に渡航できたが、留学中に休校になってしまったケース
- →学校によって異なる返金規定が適用されます。
2020年3月にフィリピン政府による通達で休校になった際、一部の学校は「通常の返金規定を変更して」生徒さんにできる限り柔軟な対応をしていました。
- 新型コロナによる突然の学校休講時に一部学校が行なった対応
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- 規約上は学校の免責事項ではあるものの返金額の割合を増額
- 留学の残存期間はそのままキープでき、次回留学時に受講可能
- 留学の残存期間分をオンラインレッスンに振替
しかしこの先同様な状況が発生し再度休校になってしまった場合は柔軟な対応は受けられない可能性があります。
今後はキャンセルポリシーが見直され、新型コロナのような事態は免責事項として扱われる可能性が高いので、お申込前に学校の規約をご確認ください。
- 新型コロナによる突然の学校休講時の学校スタッフの対応
- 2020年3月に留学途中で学校の休講が決定した際学校の対応が二分したことも注意です。
- 滞在中の留学生へはなかば強制的に帰国を勧め、かつ日本人職員のサポートも不十分の学校
- 帰国を勧めるものの期限を定めて任意滞在。途中帰国する留学生には航空券予約や空港までの移動を日本人職員がサポートをしていた学校(航空券代は生徒負担)
大きく分けてこのような対応が見られました。当時は語学学校も営業ができず外出規制も強まる中、多くの生徒さんを学校内に滞在させるわけにもいかない状況にありました。
そんな中でもできる限りのサポートを行なっていた学校があったことは今後の留学の学校選びで重要なポイントとなります。
安心して留学ができるよう、想定外の事態が起きた時の学校の対応も今後の学校選びの参考にしてください。④留学途中に自己都合でキャンセル
→学校が定める返金規定が適用されます。
学校が通常営業しており、留学途中で新型コロナの再流行が心配でキャンセルした場合は通常の返金規約が適応されます。
コロナ以前から多くの学校の返金規定では、留学の残存期間が4週間以下の場合は返金がありません。留学残存期間が5週間以上の場合は4週間を差し引いた期間の何割返金となるケースが多いです。
2.フィリピンの入国制限
現在は観光や語学留学目的の外国人はフィリピンへ入国ができません。
今後、入国が再開し場合、フィリピン政府が日本を感染者数が少ないグリーン国として指定した場合、ワクチン接種済み+出国前の72時間以内にPCR検査の検査証明書を取得できれば指定施設(有料ホテル)での隔離は不要となり、あくまで14日間のセルフチェックに留められます。
しかし、今後いつこの規制が強められるかはわかりません。フィリピン入国ができるようになっても、入国時の隔離が解除されているかは大きなポイントです。
航空券についても、学校(留学)の申込みがお済みであっても、フィリピン入国後の隔離等も全て解除されてから購入することを強くお勧めいたします。
日程変更ができる航空券を購入しておくことも方法の一つですが、変更手数料がかかる場合が多いので航空会社または航空券を購入する旅行会社に確認が必要です。
3.日本帰国時の制限
現在はフィリピンから日本に帰国した際(すべての国からの入国)は14日間の指定施設または自宅待機となっています。
さらに電車やバス等の公共交通機関は使用できないため、家族や友人に自家用車で迎えに来てもらうか、レンタカー、または指定された業者の運転手付き送迎サービスの利用が求められる厳しい規制があります。
このような規制があるうちは、社会人の方で1週間の会社の休みに短期留学をするというのはまだ現実的ではありません。
4.フィリピンの感染状況
フィリピンでは感染拡大防止のため、都市封鎖や外出制限など厳しい規制が実施されてきましたが、現在は感染者数も落ち着いてきており街にも活況が戻ってきています。
それでも再流行する可能性が考えられますので渡航の際には感染状況にも十分に注意してご検討ください。
こちらでフィリピンの感染状況を確認することができます。
参考:世界のコロナの状況統計
まとめ
フィリピン留学の再開、学校再開についてのお問い合わせが増えてきております。留学の時期についての判断は難しいと思いますので、セブイングリッシュまでお気軽にお問合せ・ご相談ください。