「プラザーインデペンデンシャ」と呼ばれるセブ市ダウンタウンにある公共公園は、セブ島にある重要な史跡のひとつです。
サンペドロ要塞(Fort San Pedro)の隣にあるこの公園は、スペイン統治時代(1600年代)にスペインの兵士が集結した場所で、当時は「プラザデアルマス」と呼ばれていました。1900年台初頭のアメリカによる植民地時代が終わると、現在の名称でもある「プラザーインデペンデンシャ」となりました。この公園の見所は、国宝の「ミゲル・ロペス・ド・レガスピ」と呼ばれる石像で、初代スペイン総督に捧げられたと言われています。
現在、公園はきれいに整備され一般に開放されています。サントニーニョ教会やサンペドロ要塞からも近いので散歩がてら立ち寄ってみると良いでしょう。
この公園の地下には地下自動車道が通っています。この地下道はセブ島で唯一のトンネルでセブ市から南へ向かうバイパスにつながります。バイパス建設の計画が立ち上がった当時、プラザーインデペンデンシャはバイパスの通り道でした。経済の発展のため史跡を破壊するか否かの議論の結果、歴史的な場所の保護のため計画を変更、公園の地下に道路を通すことで史跡の保存に成功しました。地下道の建設中は人骨や土器などスペイン時代の出土品があったと報告されています。この地下道の建設には日本のNGOが協力しています。
詳細情報
- 名前
- Plaza Independencia
- 住所
- San Roque, Cebu City, Philippines
- 電話番号
- —
- URL
- (体験ブログ)http://mycebuphotoblog.wordpress.com/2011/05/24/the-new-plaza/#more-3487
- 営業時間
- —
- 定休日
- —
- 地図
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